2023年センバツの組み合わせが決定したので、かんたんにブロック予想をしてみます。
上からABCD4つのブロックに分け、さらに準々決勝進出校が決まるブロックごとに、A-1、A-2と分けました。
抽選会前に立てた予想はこちら。
上の記事にも書きましたが、私の観戦スペックは大したことないですし、予想がそうそう当たった試しもないので、気楽な予想として読んでくださいね!
Aブロック…関東と近畿の対抗戦か
Aブロックをパッと見た印象は、近畿と関東の対抗戦になりそう…ということですね。
安定して強そうなのは智弁和歌山、2年生エースが一冬越して成長していたら面白そうなのが作新学院、新鋭校としての勢いが怖いのが彦根総合といったところです。
山梨学院は…最近甲子園でイマイチ勝ててないのが予想としては難しいところ。
今までの甲子園ではクジ運に恵まれない部分もあったのですが、今回の立ち位置で勝ち進めないようだと、ちょっと今後期待するのは厳しいかもしれませんね。
準決勝進出校の可能性としては、智弁、作新、彦根総合、山梨学院の順かなあ。
21世紀枠の氷見は、勝った方と対戦というクジがちょっと気の毒。やっぱり36校よりトーナメントがキレイになる32校の方がいいと思いますね…。
B…激戦なのは広陵のせいだよ
BブロックはDブロックと並ぶ激戦区になった気がします。
このブロックを激戦にしている原因は広陵でしょうね~。最近の広陵はいつも激戦パートばかりに入ります。
その広陵が本命と言えるブロックではありますが、広陵がつまづきそうな罠がたくさん…。
まず初戦の二松学舎大付は試合運びはうまくないのですが、地力はあります。でもまあ試合運びがアレなので、広陵が勝つとは思いますが…(二松好きだけど)。
で、次の社・海星の勝者はコワイですね。特に海星は広陵がつまづきそうな感じがある…。
B-1には履正社と専大松戸という、36校中の上位10校には入りそうな強さを感じるチームが控えています。
今年の専大松戸には期待したいのですが…千葉のチームが地元の大阪に勝てる感じがしないんですよね。ホーム・アウェイ的な意味でですが。平野投手はメンタル強そうなんですけどね。木更津総合が金光大阪に勝てなかったことを思うと、専松が履正社に勝つ絵が想像できない…。
そんなわけで…Bブロック全体の勝ち上がりは履正社か広陵と予想します。広陵が準々決勝まで上がってくれば広陵、その前につまづいたら履正社というイメージです。
C…ストップ・ザ・大阪桐蔭は厳しいか
Cは…まずC-1ですが、ちょっとストップ・ザ・大阪桐蔭を期待するのは厳しいかなという感じですね。
敦賀気比は甲子園で大阪桐蔭に勝ったこともあるんですが(負けたこともあるけど)、最近の北信越の甲子園での苦戦ぶりを考えると、大阪桐蔭というより近畿地区に勝つのは難しいと思われます。
ではC-2に準々決勝で大阪桐蔭を止められるチームがあるかというと…うーん、C-1よりは少し期待できる…という程度じゃないでしょうか。
C-2で最も期待されるのは沖縄尚学ですが、1試合多く戦わなければならないというハンデを背負っていますので、この条件で絶対的エースの力で大阪桐蔭に勝つというミッションは難易度高すぎです。
次に期待できるのは好投手擁する東海大菅生でしょうが、菅生は急遽の体制交代があったので、チームとしての完成度が高そうな沖縄尚学には勝てないのではないかと考えています。菅生応援ではあるんですが。
そうすると、確率としては大阪桐蔭が無難に準決勝まで上がってくるのが濃厚…と、言わざるを得ないですね。
D…試練としか言えないブロック
DブロックはBブロックと並ぶ激戦区。
久しぶりの優勝が狙えそうな報徳学園は、大阪桐蔭とくらべてクジ運に恵まれなかった印象。周囲に強いチームが多いだけでなく、日程も詰まっていますからね。
初戦の健大高崎でさえ勝てるとは言い切れない試合巧者ですし、東邦、鳥取城北、高松商はどこが来ても難敵です。
エース不調でも東海優勝してしまう東邦、広陵と互角の試合をした鳥取城北、打ちにくい長身左腕エース擁する高松商の3校、どこが上がってくるかは、非常に難しい予想です。
個人的にはバラけてほしかった3校ですし、もっと言えば大会全体の面白みという観点で見ると、トーナメントの早い段階で大阪桐蔭に当たってほしかったよ…。
この3校が集まって削り合いをし、さらに勝ち上がったところが報徳の敵になるかもという構図は…うーん、大阪桐蔭に有利なトーナメントになったよなあ…。
D-2の方は無難に仙台育英が上がってきそうにも見えますが、仙台育英は昨夏のチャンピオンというプレッシャー(ある意味ハンデ)があり、何となく龍谷大平安の近畿の壁にはね返されそうな気がします。
非常に予想が難しいDブロックですが、大会全体のことを考えると報徳が勝ち上がるのが面白いでしょうね。
鳥取城北や高松商はトーナメントの早い段階で大阪桐蔭に当たれば面白い存在だったのですが、報徳・大阪桐蔭の連続撃破は難しいのではないかと思っています。昨夏の下関国際のような存在になれるかもという期待はゼロではないですが。
とはいえ、私が応援するのは健大高崎なんですけどねっ!
まとめ
というわけで、大阪桐蔭が比較的楽なパートに入り、その対抗馬である広陵と報徳学園が激戦パートに入った…という大阪桐蔭にめっちゃ有利なトーナメントになったという感想です。
まあ大阪桐蔭うんぬんというより、ここ最近は近畿強すぎ大会なので、他の地区にもう少しがんばってほしいなあという気持ちがあります。
でも今年もベスト8の5~6校が近畿という図も、普通に想像できちゃいますね。
ベスト8予想は、一番確率が高い8校としては、智弁和歌山・彦根総合・履正社・広陵・大阪桐蔭・沖縄尚学・報徳学園・龍谷大平安…ヤバイ、近畿が6校だよ!
ヤバイので修正します。作新学院・彦根総合・履正社・広陵・大阪桐蔭・沖縄尚学・高松商・龍谷大平安。
うん、これで行こう。作新の小針采配は智弁和歌山に相性よさそうなので。高松商は勝負に出ましたよ。それでも近畿が4校だよ。仙台育英は強そうだけど、やっぱり昨夏チャンピオンだから外すことにしたよ。
ちなみに願望は作新学院・彦根総合・専大松戸・広陵(二松でもよい)・敦賀気比・東海大菅生・健大高崎(鳥取城北も推しなんだけど)・長崎日大です。やっぱり関東で実際に見たチームに愛が沸きますね。愛とはつまり願望なんですね。
今大会も下関国際のような、ファンの期待のずっと上をいくチームが出てくるといいなと思っています。
要するに、自分の予想は外れるといいなと思っていますっ!