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智弁和歌山新監督・中谷仁の高校野球時代に思いを馳せる!

野球ボール 高校野球
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智弁和歌山・高嶋監督ご勇退を受けて、当ブログで開催してきた「高嶋先生ありがとう祭」。

7日間記事を書き続けるつもりでしたが、熱い思いが多すぎて、10日間に延長してしまいました。

今日の記事をもって、高嶋先生祭は閉幕いたします。

読んでくださった方々、ありがとうございました!

高嶋先生祭最終日となる今日は、やはり、新監督の中谷について語ってみようと思います!

ファンにとって智弁和歌山最高の主将といえば中谷仁!

2017年、天理高校に天理OBで、優勝した1986年にキャプテンを務めていた、中村良二監督が就任しました。

私は中村監督の現役時を知らないのですが、「天理史上最高の主将が天理の監督に就任した」と話題になりましたね。

中村監督は、天理卒業後にプロ野球も経験しています。

主将として全国制覇、プロ野球経験者、史上最高の主将…中村監督が母校に帰ってきた姿は、

未来の中谷を見ているようだな…

と感じましたが、本当に1年後に、智弁和歌山でも同じことが実現しました。

智弁和歌山の歴代キャプテンにはいろいろな選手がいて、甲子園に出場できなかった年にもすばらしい主将がいたとは思いますが、やはり「智弁和歌山史上最高の主将は中谷仁」と答えるファンが多いのではないでしょうか。

中谷主将の何がすばらしかったかと言うと………「何となく」なんですよね(笑)!

「何となく」なのですが、人柄のよさがにじみ出ていたというか、見ていて安心できたというか。

「何となく」なんてあいまいな表現で申し訳ないのですが、中谷は厳しくチームを引っ張ると言うより、全体的に穏やかな選手が多いように見えた1997年のチームを、素でまとめていたような、生まれつきのキャプテンというイメージがありました。

捕手としての中谷はどんなだったの?

1990年代に甲子園を沸かせたキャッチャーの中で、印象に残っている捕手ベスト3を挙げると、桐蔭学園の高木大成樟南の田村恵、そして、この智弁和歌山の中谷仁です。

高木大成がデキる男的なエリートっぽい雰囲気、田村恵がメガネをかけて際立ったキャラだったのに対し、中谷は大変に穏やかで、とっつきやすい雰囲気がありました。

1996年の選抜では、高塚と2年生バッテリーを組み、投手も捕手もレベルが高く、かつ息がよく合っていたのが光りました。

この頃の高塚の球はスゴかったけど、中谷の肩も目を見張るものがありましたね~。

1997年はエース高塚不在の中、技巧派の藤谷、力投型の2年生投手児玉、抑えの速球派清水と、タイプの違う投手をうまくリードして、全国制覇へとチームを導きました。

テレビて見ていて、「中谷は投手が投げやすそうなキャッチャーだなあ…」と、感じたものでした。

面白かったのは、投手がよろしくない球を投げた後に、顔の近くで右手を「違うよ」という風に振るのですが、そのしぐさが、高嶋監督がベンチから、打席にいるバッターに指示する時の動きにそっくりだったことです。

あのそっくりなしぐさを、今度は甲子園のベンチで、高嶋監督のように、仁王立ちで見せてくれるんですかねー。

個人的には仁王立ちは受け継がなくてもよいとは思いますが(笑)、現役時代から高嶋監督にしぐさが似ていたことを考えると、ファンにとってはデジャヴを感じる場面も出てくるかもしれませんね。

バッター中谷はどんな感じだったの?

野球バット

中谷は、打つ方でも5番で、クリーンアップの一角を打っていました。

レフト方向に引っ張り、糸を引くような放物線の当たりを打つのが印象的でした。

3番喜多がヒット量産型の中距離バッターで、4番清水はパンチ力があり、チャンスに強い打者でした。

この3、4番が、万が一にでも仕事をしそこなった時に、確実に打つのが5番中谷。その意味で、中谷のバッティングが、1997年の強力打線の中でも、一番安定していたように思います。

6番の木戸もよく打ってましたね。木戸がいたから、中谷は敬遠されなかった感じがあります。木戸に感謝!

中谷監督、ゆっくりとチームを育てて行ってください!

植物

さて、智弁史上最高のキャプテン、しかもキャッチャー、しかも元プロ野球選手が高嶋監督の後を継いだことで、

これ以上心強いことはない!中谷なら安心して高嶋先生の後をまかせられる!智弁和歌山は安泰だろう!

と思っている智弁和歌山ファンは多いことでしょう(私もそうです)。

しかし、甲子園というものは、そして高校野球の監督業というものは、それほど甘いものではないでしょう。

あの高嶋監督だって、甲子園69勝する前には甲子園5連敗でスタートしているのです。

中谷にはどうしても期待してしまいたくなりますが、監督としてはまだ1年生。

智弁和歌山ほどの強豪になれば、勝つことが義務のように考える人もいるかもしれませんが、私は智弁和歌山に常勝は求めていません。

1990年代後半から現在までかけて、高校野球を少しずつ変えていった、あの「チームの雰囲気のよさ」こそが、智弁和歌山のアイデンティティだと思っています。

中谷監督は周囲からはかなり期待され、プレッシャーもあるでしょうが、結果を焦らずに、じっくりと中谷カラーの智弁和歌山を作り上げて行ってほしいなと思っています!

そしていつか、興国の喜多監督との同級生対決や、明豊の川崎監督との先輩・後輩対決を、甲子園で見れるとよいですね!

高嶋先生祭にお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。

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