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粉瘤のくり抜き法を体験した!費用や痛み、手術後の運動・入浴は?

粉瘤を取った話 体験談
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2年前に右胸の上、鎖骨の下あたりに、触ると「ん?」と感じる小さいしこりができました。

その時、心配になって乳がん検診に行ったのですが、お医者さんから「これは乳腺とは関係ない。皮膚にできた粉瘤じゃないかな」と言われました。

触らないとわからないようなものだったので、その後は放置していましたが、最近、少しずつ大きくなって、見た目3~4mmのニキビみたいになってきました。

そこで、皮膚科に行って、その日のうちに手術で取っちゃいました。

その体験談です!

粉瘤の手術は初診の日にそのままできた!

もしかしたら手術で取るかもな…と思っていたので、近所で評判のよい皮膚科に行ってきました。

評判がよいだけあって、混雑していましたが、30分弱ほどで名前を呼ばれて診察。

若いドクターは、患部を見るなり

あ。粉瘤ですね。放置しても問題ありませんが、大きくなったり、感染を起こしたりすることもあります。取りたいですか?

できれば取りたいんです~。今日でも手術できますか?

ドクターは予定を調べてくれて、少し待ち時間があるけど、「くりぬき法」という方法で、当日中に処置することは可能だと言われました。

クリニックの混雑具合によっては、当日の手術はできない可能性もあります。

その後、いったん部屋をうつり、看護師さんから手術の方法と流れ、術後の注意点を聞きました。

最後に縫うかどうか、尋ねられました。

3~4㎜の小さな粉瘤だったため、術後に縫わない方法もあるけど、縫うか縫わないかで残る傷口の形が変わるとのこと。縫わなければ丸い形、縫えば線の形で傷跡が残るそうです。

縫うと「また抜糸に来るのが面倒だな~」と思い、縫わないことに決めて、手術の同意書にサインしました。

粉瘤「くりぬき法」手術の流れ

処置室

さて。手術。

「処置室」と書かれた部屋のベッドに寝ころびます。服を脱がなくても処置できる鎖骨の下あたりだったので、少しシャツをはだけた感じで手術を受けました。

以下が「くりぬき法」で粉瘤を取り除いた手術の流れです。

  • まず、患部をアルコール消毒。患部をマーキングして「目印」もつけていました。
  • 患部周辺に局部麻酔。麻酔の注射はそれほど痛くなかったです。
  • 麻酔はすぐに効いたので処置開始。針で穴をあけた後、ハサミでジョキジョキ切っているような音がしました。直接は見えず音しか聞こえませんでしたが、穴をあけて、内容物と粉瘤の袋を取り除いていたのかな。
  • 先生「終わりました」。私「えっ?もう終わりですか?」
  • 最後に看護師さんが止血して、大きな絆創膏を貼ってくれました。

全部で5分もかからなかったと思います!

粉瘤の手術にかかった費用は?

粉瘤手術後の領収書

私は3~4㎜の粉瘤をくりぬき法で手術して、費用は8180円でした。

保険診療になり、3割負担です。

たった3~4㎜の、大きなニキビ程度の粉瘤だったので、8180円は高いな~と思いましたが、だいたい粉瘤の費用はこのくらいかかるようです。

大きさや処置の方法にもよりますが、5000~10000円くらいが相場のようですね。

また、粉瘤の中に入っていた内容物は、念のため悪性でないかどうか病理検査するため、その費用も入っています。

後述しますが、薬を4種類処方されたので、薬代820円まで合わせると、ジャスト9000円になりました。

粉瘤手術後の運動や入浴は制限がある?

バスタブ

粉瘤の手術をした当日は、出血する可能性があるため、激しい運動や入浴を控えるように言われました。

ダイエットのために毎日している筋トレは控えて、軽い踏み台昇降とヨガポーズだけで済ませることにしました。

翌日以降は、お風呂に入ってよいそうです。

ただ、しばらくは手術箇所が風呂のお湯につからないようにして、シャワーだけで流すようにと言われました。

お風呂に入った後は、処方された軟膏を塗って、絆創膏を貼ります。

また、「これで全部終わりかな?」と思っていたら、3日後と、1週間後くらいに、手術後の傷の経過を見ると言われました。

「ちょっと面倒…」とも思いましたが、ここでテキトウに終わらせず、しっかり見てもらって、傷跡が小さく済むようにした方がいいかもしれませんね。

粉瘤の手術後に出た薬は?

粉瘤手術で出た薬

手術後に、薬が4種類処方されました。

一番上は、抗生物質。術後の感染を防ぐものです。

まんなかのチューブが手術箇所に塗る軟膏。こちらも感染予防のもの。

一番下は痛み止めと、痛み止めと一緒に飲む胃薬。「麻酔が切れて痛くなったら飲んでください」と言われましたが、全然痛みはないので、飲まずに済みそうです。

まとめ

お医者さんのパソコン

以上、粉瘤の手術体験でした。

粉瘤は良性なので「取っても取らなくてもOK」ということですが、大きくなってから取ると費用もかさみ、傷跡も大きくなるので、小さいうちに思い切って処置してしまいました。

ニキビをつぶすような感じで簡単に考えていましたが、意外としっかりした手術になったのが驚きでした。

とはいえ、痛みは手術中も術後も私はほとんどなかったですし、手術にかかる時間はわずか5分。

「粉瘤どうしようかな~」と迷っている方は、迷っている時間の方が惜しいので、ちゃっちゃと取ってしまう方がよいのかな、と思います。

追記 病理検査の結果、粉瘤じゃなくて「皮膚繊維腫」だったことが判明しました→粉瘤だと思ったら病理検査の結果が「皮膚繊維腫」だった話

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