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高校野球神宮大会2019明豊VS健大高崎を観戦した感想!

神宮大会2019年 高校野球
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前の記事で「高校野球の神宮大会はいらないのでは?」なんて書いた私ですが…

日曜日に神宮大会の高校の部を観戦に行ってしまいました。

だって東京で馬淵監督を見れる数少ないチャンスなんだもん…。

神宮大会は甲子園がかかった大会ではなく、全てのチームが「何が何でも勝ちに行くガチ本気モード」というわけではないので、観戦する私も「センバツの軽い予習」程度の気楽さで見てきました。

気楽に見たチームごとのサラッとした感想を、サラッと書いてみます。

まずは延長10回タイブレークとなった、第1試合の明豊VS健大高崎の試合です!

第一試合 健大高崎4-3明豊(延長10回タイブレーク)

第一試合は健大高崎VS明豊。

私、どちらもヒイキしているチームです。健大はやることなすこと面白いチーム。明豊は現役時代を知っている監督を応援しています!

延長戦タイブレークとなり(神宮大会は10回からタイブレーク適用)、健大高崎がサヨナラ勝ちしました。

健大高崎の雑感

神宮大会2019年

健大高崎は、関東大会の準々決勝も生で観戦していますが…試合をするたびに強くなるチームだなあという感じです。

今回は関東大会が群馬開催だったので、群馬3位だった健大高崎も関東大会に出場できるというラッキーからはじまりました。

関東大会優勝候補の常総を最終回逆転で下し、劣勢だった西武台戦は試合巧者ぶりを発揮してサヨナラ勝ちし…ここまでは試合運びはうまいけど、強いという感じはありませんでした。

それが、準決勝では強力打線の東海大相模に快勝し、関東大会決勝を迎えるころには「健大は投手もそろっているし、よく打つし、伝統の堅守は健在だし、強い!」という感じになっていましたね。

明豊戦も、相手の好左腕若杉は絶好調ではなかったと思いますが、コンパクトによく打ちました。

そして、何より「タイブレークで負けるわけがない」と思わせる野球のうまさ&粘りがあります。

機動破壊から総合力へというテーマで戦っていると何かで読みましたが、今年のチームはとにかく雰囲気がよいですね。

チームの空気が昨年の筑陽学園に似ている感じかなあ。

センバツでは優勝候補には挙げられないでしょうが、組み合わせ次第でかなり面白い存在になるんじゃないかと期待しています!

明豊の雑感

神宮大会2019年

明豊は、8点差をひっくり返したり、サヨナラ勝ちがあったり、九州大会をドラマチックに勝ち進んでいます

派手な打撃のチームなのかな?

と思っていましたが、観戦した印象としては、粘り強く投げる投手や、内外野の素晴らしい守りは、川崎監督が3年生だったときの、打撃だけではない智弁和歌山のチームを思い出させました

打線は思っていたよりはおとなしいと思いましたが、ここらへんは相手の健大高崎が上手く抑えたのかもしれません。明豊打線はこの試合だけでは測れないと思いました。

昨年から注目されている若杉投手は、九州大会は絶不調だったようですが、神宮大会ではそれなりにまとまった投球になっていました。

絶好調ではなかったと思いますが、時折コースに決まるストレートの切れは素晴らしかったです。

あと若杉投手って、やわらかい打撃が魅力だと思いませんか?

左投右打という珍しいタイプですが、打席に立つたびに目が離せなくて見入ってしまいました。

この試合の勝負を分けたのはタイブレークの攻め方かなあ。健大高崎はこのあたりが熟練しているので。

明豊は神宮大会ということで、普通に打たせたのかもしれませんけどね。

明豊は地力があるチームに見えました。センバツに向けては、投手陣を整備することと、点が取れない試合でどうするか?というあたりがポイントになるのかな。

センバツでは両校とも応援しますっ!

関東チャンピオンの健大高崎と、九州チャンピオンの明豊は、どちらともセンバツ出場が確実です。

両校とも組み合わせ次第では、じゅうぶん上を狙えるチームに感じました。

何より両校とも守備が素晴らしいのが、センバツでは大きな武器になると思います。

準々決勝以降くらいで、甲子園でもぜひ再戦してほしいな~!

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