2021年のセンバツ高校野球出場校が出そろったので、ゆる~く展望予想してみます!
ゆる~くなのは、私の観戦スペックが低いからですねっ。
- 東海大菅生
- 仙台育英
- 健大高崎
- 常総学院
- 東海大甲府
- 専大松戸
- 東海大相模
- 敦賀気比
- 智弁学園
- 市和歌山
- 聖カタリナ
- 中京大中京
- 大阪桐蔭
- 天理
- 京都国際
- 神戸国際大付
- 明徳義塾
- 大崎
- 明豊
つーわけで「ちらっと見た」チームを含めても、出場校の半分強くらいです。
全然見てないチームは数字と何となくの印象でしか語れないので、ゆる~く予想します!ので、ゆる~く読んで頂ければ幸いです!
ズバリ大会の軸となる優勝候補は?
2021年のセンバツ高校野球大会、ガチの優勝候補と呼べるのは2校だと考えています。大阪桐蔭と中京大中京。
どちらとも昨年も優勝候補に挙げられていたチームですね。
大阪桐蔭は近畿大会の優勝は逃しましたが、U15代表の選手が何人いるんだ…というチーム構成で、戦力としては抜けている感じがありますね。
ていうか他のチームが頑張ってくれないと、早くも3度目の春夏連覇の可能性も…。しかも来年も強そう…。
中京大中京は「昨年の方が強い」という意見もありますが、今年も投打に力のあるチームに感じます。
ここ数年は甲子園で勝ち進むことが少ない中京大中京ですが、最近の東海勢の強さの勢いを考えると、そろそろ中京大中京も何かやり遂げそうな気もします。
優勝を狙える戦力充実チームは?
この2校に続くチームで、投打のバランスが良さそうに見えるチームを挙げていきます。
まずは近畿大会で大阪桐蔭に勝って優勝した智弁学園。
個人的に西村投手大好きですね!平安で甲子園に出たお父さんも好きなタイプの投手だったな~!
私のようなファンがつくほど西村投手は全国区の左腕ですし、プロ注目の前川選手をはじめ打線も力強いです。
ただ西村投手は露出が多くデータ収集しやすいこともあり、智弁学園のカギは2番手以降の投手がこの冬どれだけ成長しているかだと考えています。
それから評価が高いのが東北大会優勝の仙台育英です。戦力は文句なく充実しています。
ただ仙台育英は、昨年は神宮大会が中止になったせいで、近畿の強豪チームと実際に対戦したらどんな感じになるのか…そこらへんが読めないんですよね。
こういったことを考えると、今年は近畿とか関東とか、地区レベルが高くて地区大会で激戦を体験しているチームの方が有利なのかもなあ。
…という観点で考えると、浮上してくるのが東海大菅生。
東京が特別レベルが高いというわけではなくて、東京大会はこの秋、観客を入れて開催しています。
もちろん他にも有観客の地区はありましたが、東京は人口も多く観衆がそこそこ入っていたので、ブラバンがない以外は通常の秋季大会の雰囲気でした。
こういった大きな大会の雰囲気を味わっているという点は、センバツでは大きなアドバンテージになる気がします。
東海大菅生は投打のバランスはいいんですが、課題は守備なんですよね~。守備力Aとか評価している新聞ありますけど、都大会の菅生の守備は危なっかしかったです。
ただ守備力は冬に鍛えられる部分ではあると思います。
東海大菅生は好チームですが、近畿勢や中京にくらべて馬力のようなものは足りないので、組み合わせ次第ではもしかしたら…という感じの期待感です。
さて近畿と言ったところで、実は投手力だけではないのでは?と考えているのが市和歌山。
小園投手の力量は言うまでもなく、秋季大会で見た投手の中ではナンバーワンだと思いましたが、打力と守備も結構なレベルにあると感じました。
決してワンマンチームに見えないですし、春は比較的投手も楽なので、普通に優勝もあり得るようにも思いますよ…!
あとは敦賀気比も投打のバランスはよいと感じました。新2年生の上加世田選手は名前からして何だかスゴイし…。
それから見ていないチームの中では、県岐阜商、広島新庄あたりが総合力がありそうですね。
春は投手力。その観点からの注目チームは?
最近聞かなくなってきましたが、昔は「春は投手力」と言われていました。
今年はコロナ禍で迎える特殊な大会。
実は気になっているのは、昨夏の交流戦が夏だというのに投高打低だったことなんですよね。
注目打者のほとんどが不発でしたね。
実戦の少なさは投手より打者に悪影響を及ぼす…という仮説が正しければ、今年の春は投手を中心とした守備のチームにとって大チャンスかもしれません。
その観点で面白い存在としてまず挙げたいのは明徳義塾。
すべての試合を2-1くらいで勝ち上がって優勝とかね!馬淵采配炸裂とかね!
それから今年は打撃が弱いと言われる東海大相模ですが、逆に投手を中心とした守備力は非常に高いです。
メディアで言われるほどの優勝候補とは思いませんが、この特別な春ということを考えると、強さを発揮する可能性があるチームです。
ただ明徳も東海大相模も、絶対的エースの露出が多く研究されそうなんだよなあ…。
とはいえ両校とも2番手以降にも潜在能力の高い投手がいるので、智弁学園と同じように、2番手以降の投手の成長がカギを握りそう。
それから非常に不気味かつ楽しみなのが大崎ですね。
監督さんの経歴を見ると昔の清峰と似たチームと考えられます。投手がやたら良くて打線は強力じゃないけど勝負強い。
その清峰みたいなチームが今年の春は強そうだと私は考えているわけですから、大崎の初出場初優勝も…うん、あり得る…あり得るぞ!
個人的には、今挙げた3校の中から優勝が出たら面白いかなあと思っています。
強さが判定しづらい不気味なチームたち
今回のセンバツは、どれほどの強さなのかがイマイチわからず不気味だというチームがいくつかあります。
まずは関東王者の健大高崎。
秋の関東大会連覇なので強いに決まっているわけで、強力打線であることは間違いないでしょう。伝統の守備力も健在です。
しかし投手力が他の上位候補校にくらべると落ちるといわれ、優勝候補最右翼には挙げられていません。
そうなんですが、健大は秋の大会ではエース候補が故障のため登板しなかったという情報もあります。
そのため健大の投手力はイマイチ測り切れず…場合によっては中京大中京に並ぶほどの総合力を秘めている可能性もあるのでは…?と思っています。可能性の話ですけどね!
それから天理。ここは本当によくわからないです。投打に好素材の選手たちがいることだけは確かなのですが。
あの智弁学園に勝てるのに(この試合は私は見ていません)、何で大阪桐蔭に負けることは仕方ないとはいえコールド敗退するのか…。
変な言い方ですが、天理が大阪桐蔭に「普通に」負けていれば近畿の6枠目はもめなかったのでしょうけどね。
天理はいつも笑顔の監督さんもどこか読めないし、すみません、私にはわかりませんっ!語りえないことには沈黙します!
天理と同じくらいわからないのが、関東準優勝の常総学院。
投手はよいです。打撃もよいです。ですが目を疑うような走塁で何度チャンスをつぶしたことか…。
あ、これは関東準々決勝の木更津総合戦のことです。
残塁の山を築きながら、それでも最後は気が付けば大差で勝つとか…こういうつかみどころのないチームって、夏は強かったりするんですよね。春はちょっとわからないですけど。
そんなわけで常総もちょっと予想しがたいです。そういえば天理も常総も元プロの監督さんですね。ま、たまたまでしょうけどね!
個人的に注目するチームをいくつか!
今回「どんなチームなんだろう…」と楽しみにしているチームのひとつが下関国際。
下級生が主将を務め、どちらかといえば来年が勝負という感じのようですが、非常に個性的な坂原監督のチーム作りが興味深いです。
「スカウト型私学」もしくは「地元を挙げて強化の公立」という2つの流れが優勢である高校球界において、個人の圧倒的な情熱で少しずつ強くなっているという異色のチームなので、頑張ってほしいんですよね~!
また、同じく監督に注目しているのが明豊。
日本一を狙っていた昨年のチームにくらべて弱いと言われた世代だそうですが、そんなチームを率いた時に川崎監督がどのような手腕を見せるのか楽しみ!
川崎監督は智弁和歌山の選手だった時代に応援していたため、愛着があるんです~!完全に個人的応援ですっ!
あとは、関東大会を結構ガッツリ見たので、関東のベスト4の2校にも触れておきます。
東海大甲府と専大松戸。どちらもエースはプロ注というわけではないですが、気持ちの入った丁寧なピッチングが光る、私が好きなタイプの好投手です。
投手の調子とトーナメント次第では、スルスルと勝ち進む可能性はありますね。
ただこの2校は、試合巧者というキャラではないのが惜しいかなあ。明徳のような雰囲気があれば、結構面白い存在なんですけどね!
まとめ
2021年のセンバツ出場校が決まったので、大会展望をザクっと書いてみた記事でした!
もし的外れなことを書いていたとしても、低スペックファンの適当予想なので大目に見てくださいね。
見たことのないチームにはあまり言及していませんが、センバツでそれぞれの魅力を発見できればいいなあ~と思います!
私の予想はあまり当たらないため、優勝候補をしぼると、そのしぼったチームに申し訳ないので(本当に)、「ココが優勝!」という明確な発言はひかえまーす。
追記 2/23に組み合わせが決定しました!トーナメントを見た感想はこちら→2021年センバツ高校野球組み合わせ抽選結果を見た感想!