超今更ですが!
高崎の城南球場で2018年10月21日に観戦してきた、関東大会秋季大会の試合の感想を書いておきます!
試合開始1時間前から内野が埋まった人気カード
今回、秋季関東大会を観戦するために、「宿泊する」という選択をはじめて取りました。
一番見たかったカードが、準々決勝、センバツをかけた一戦の東海大相模VS習志野なんですが、この両チームの集客力ってスゴイんですよね。
東海大相模は、東海大相模だけでなく神奈川全体の高校野球の集客がすさまじいです。
習志野は、春の関東大会を埼玉の市営大宮球場に観戦に行ったときに、習志野のエンジシャツを着たファンが集結していて、試合開始1時間前なのに入場券売り場が長蛇の列だったことにビビりました。
センバツ準V帰りだったというのもありましたけどね。
そこで、「朝一番で東京を出発して高崎に行っても、キャパが1万人くらいしかない城南球場は席がなくなるかも…」と心配になり、今回は宿泊しました。
その選択は大正解で、高崎城南球場に徒歩で行けるホテルに宿泊し、試合開始1時間半前には球場に到着しましたが、内野席の中央の方はほぼ埋まっていました。
それにしても高校野球人気はスサマジイですね。
現段階では力の差を感じた両校
さて、習志野は昨年度のセンバツ準Vメンバーが複数残っています。
東海大相模も昨年から注目されているスラッガー数人を擁しています。
関東大会に出場する中で、かなり力があると思われた両校ですが、この試合だけを観戦した感想では、意外に力の差を感じました。
習志野は6得点しましたが、うち4点は、相模の投手&内野が習志野のブラバンに呑まれた感じで与えた得点だったので、ブラバンがいなければコールドゲームになっていた可能性が高かったのではと思います。
逆に東海大相模の方は、長打でしっかり習志野の投手を捉えて積み重ねた12得点。
試合後に習志野の桜井選手が「圧倒的に相手が上」とコメントしていましたが、
高校生なのに冷静に試合を見てるんだなあ…。謙虚なコメントもすごい…。
と感じました。
桜井選手はこの試合でホームランを打って一矢報いましたが、この冷静なコメントを見ると、夏に向けて習志野はもっと強くなりそうな気がします。
習志野のセンバツ出場の可能性は…昨年の横浜の件があるのでゼロとは言えませんが、この試合内容ではかなり厳しいと思います。現地で見ると、スコア以上に東海大相模の一方的な試合でした。
あっという間に桜井・高橋・山内を擁する習志野も、篠木を擁する木更津総合も、甲子園のチャンスは来夏のみになってしまいましたが、また千葉の夏は熱い戦いになりそうです。
来年の甲子園でどっちも見たい…。どっちを応援しようか難しい…!
東海大相模は実際どのくらい強いか?
勝った東海大相模は、センバツ出場はほぼ確実で、おそらく近畿勢や中京大中京と並んで、大会の優勝候補の一角に挙げられるでしょう。
しかし前チームの夏の甲子園は、優勝候補筆頭に挙げられながら、2回戦で投手が打ち込まれて敗退しました
今年度のチームは、前チームと比べて投手力は上だと思います。特にハートの強い金城投手がいるのが強みです。
習志野のブラバンは、狭い城南球場で聞くと思った以上に音量がすさまじく、観戦している私でさえ2回くらいまでは野球観戦に集中できないくらい音にやられました。
賛否両論ある習志野の美爆音ですが、私は大音量が苦手なのでちょっとつらかったです。広い甲子園や千葉マリンであれば、もっと気持ちよく聴けるんでしょうけどね。
東海大相模の投手や内野手の一部が、この美爆音に呑まれた感じで、四球やエラーを重ねて4失点したのが、2回の習志野の攻撃です。
ですがその後に出てきた金城投手は、美爆音が鳴り響く中でも、投げづらいときは間を取ったりしながら、自分のペースでしっかり投げていました。
甲子園では、東日本の強豪私学の東海大相模はアウェイの雰囲気で試合に挑むことが多いです。
その点で、投手の精神力というのは大きな武器になりますね。
あとは、大会屈指の強打線として注目を浴びる中、主力打者が二度目の甲子園で、どれほど普段の力を発揮できるかでしょうね。
ただし、今年の東海大相模は夏向きのチームという感じがするので、全国制覇があるなら気が早いですが夏大会の方かな…なんて思っています。
まとめ
高崎城南球場で観戦した、関東大会準々決勝の第1試合の感想でした。
次は第2試合、西武台VS健大高崎の感想を書きます!