2021年のセンバツ高校野球の組み合わせトーナメントが決まりました!
今回はリモート抽選ということもあり、例年と違い同地区どうしが初戦から当たる可能性があるフリー抽選となりました(同県のチームどうしだけは決勝まで当たらないように考慮)。
抽選結果を見て、ブロックごとにザックリと感想を述べてみます!
Aブロック 投手戦必至!健大高崎が異色の存在
大会屈指の好投手が固まったのがAブロックです。
その中でも特にA-1には集中しましたね。A-1を勝ち抜くチームは、ベスト8到達まで投手戦必至かな。
A-1の勝ち抜けチームは好投手を打っていくことで、大会終盤に向けて打撃の状態が上がる可能性もあります。
日程的には一番ゆとりがあるというのがアドバンテージで、A-1さえ勝ち抜けばもしかしたら頂点まで行っちゃうかも…!?
個人的には明徳の勝ち上がりを願っていますが、どのチームにも可能性がありそうです。
A-2はわたしが「よくわからない」と断言している健大高崎と天理がいるため、予想不可能です!潔い自分!
投手力自慢のチームが多い中、打力看板という異色のチームカラーを持つ健大高崎が春の段階でどんな戦いを見せるか…Aブロックのカギは健大高崎が握っている気もするなあ。
下関国際は好きなチームなので個人的に応援してます!けど、健大も好きなので試合そのものを楽しもうと思ってます。
Bブロック 最もラッキーなゾーンで野心を抱くのは?
21世紀枠が4チーム中3チームも集中したのがBブロック。
今年の21世紀枠は力のあるチームが多いとはいえ、センバツ当確ラインを超えているわけではないという点で、「参加校の中で強い方ではない」という見方が一般的でしょう。
そう考えるとBブロックに入った21世紀枠以外のチームにとっては、上位進出の大チャンスと言えるブロックだと思われます。
その中で力がありそうなのが東海大相模と大崎。
両チームとも投手力は安定していて、打力は爆発力はなくても弱いわけではないので、大会を通じてくじ運を含めたラッキーさが加われば優勝も見えてくるかも…。
ただ両チームとも初戦が地区大会のカードと同一カードとなってしまいました。
これが「やりやすい」のか「やりにくい」のかは…ちょっと微妙ですね。
21世紀枠対決とか、東海対決とか、九州決勝再現とか…こういうのから一歩引いた場所にいる鳥取城北が、何となく不気味だなあ…。
Cブロック 大激戦ゾーン。まさかの近畿3強のつぶしあい
Cブロックは大激戦区となりました。
近畿3強とも言われる大阪桐蔭、智弁学園、市和歌山の3チームのうち少なくとも1チームしか準決勝に進めないという…。
しかも近畿勢だけでなく、前評判の高い県岐阜商、広島新庄もいます。
このゾーンは厳しすぎて勝ち抜けチームが消耗してしまったら、Dブロックから上がってくるチームとの準決勝が鬼門になりそう。
Cブロックの勝ち抜けチームは、ここまで名前を挙げた5校のどれか…かなあ。さすがに今回は私のひいきの明豊はキビシイかしら…。
川崎監督が市和歌山に中谷監督(智弁和歌山)のリベンジを果たしてくれたら面白いですが、その前の東播磨も21世枠とはいえ気の抜けない相手…。
もしこの5校以外のチームが勝ち抜けたら、大会の「旋風」になりそうですね。
とにかく厳しいガチンコゾーンなので、力強い勝負を楽しもうと思います。
…全然予想してないですね。だってできないですもん!
予想でなく願望を書きます。応援するのは明豊と智弁学園の西村投手ですが、市和歌山か広島新庄がCブロックを勝ち抜ければ、大会としては面白いかなと思っています。
Dブロック 中京大中京に挑むのはどこだ!?
Dブロックは中京大中京が総合力で1歩リードしているように感じます。
でもそのリードは1歩。2回戦で当たる予定の常総学院か敦賀気比はどちらも投打に力があります。
あと気になるのは、中京大中京は最後に登場という優勝を目指すには不利な日程を引いてしまいましたね。
準々決勝以降は休息日をはさむとはいえ、中京は投手陣がどれだけ力を温存できるかが優勝のカギになりそう。
しかし先を見て戦うと足元をすくわれそうなブロック…。
D-1で投打のバランスがよいのは東海大菅生ですが、春は投手力。他3校はなかなかの好投手を擁するため苦戦も考えられます。
個人的には東海大菅生を応援しているので、1、2回戦と好投手のいるチームに粘って勝って、中京への挑戦権をゲットしてほしいです!
最も不気味な力を秘めているのは常総だと思います。準決勝進出が常総だったら、勢いでCブロックの強豪を撃破するようなストーリーも見える…。
天国の木内元監督パワー…。
まとめ
2021年のセンバツ高校野球の組み合わせ抽選結果を見た感想でした!
今回のフリー抽選では、九州や近畿が同じブロックに固まってしまいましたね。
今回はリモート抽選の臨時措置だと思いますが、やはり来年からは同地区どうしは振り分けるスタイルの方がいいかなと思います。
選手たちもせっかくの全国大会だから普段試合をする機会の少ないチームとやりたいんじゃないかな。
今年こそはセンバツが球春を告げる春になりますように!
組み合わせが決まる前に書いた2021年のセンバツ展望の記事はこちら→2021年センバツ高校野球をゆる~く展望予想!優勝候補はどこ?注目チームは?