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2023年西武ライオンズ新人合同自主トレはこんな感じ。注意点などをまとめてみた

野球(高校野球以外)
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2022年秋のドラフトで、西武に好きな選手が複数入団することになりました。

高校野球ファンの私はプロ野球に足を運ぶことはほとんどないのですが、2023年1月、新人合同自主トレを埼玉の西武本拠地近くで無料公開していると知り、ちょっと興味があって行ってみました。

2023年の新人合同自主トレは終了しましたが、来年以降に行く方の参考になればと思い、どういったトレーニングが公開されるのか等、その他注意点もあったのでまとめておきます。

西武の新人合同自主トレを見るためには西武球場前駅へ

2023年の西武新人合同自主トレは、西武ベルーナドームがある敷地内で行われます(ベルーナドームは使わない)。

そこに行くためには、西武線の「西武球場前駅」へ行きます。

この西武球場前駅が…行きにくい!

西武ベルーナドームで1軍の試合が行われるときは、池袋や本川越駅から直通電車が出るらしいのですが、通常は西所沢駅で、西武狭山線という路線に乗り換えなければなりません。

西所沢駅は池袋から見て所沢から一つ先の駅なのですが、西武池袋線の池袋発の電車は所沢止まりの電車もあり、その電車に乗ったら、所沢でも乗り換えて2回乗り換えになります。

で、西武新宿線を使って行くなら、新宿線は西所沢を通らないので、所沢で強制乗り換え、つまり2回乗り換えです。

ぽこ
ぽこ

もともと首都圏中心部から遠い上に、試合の日以外は行きにくい…。

そんな西武球場前駅にも良い所がひとつありまして、駅を下りたら球場はすぐ目の前です。

まあ、東京ドームも横浜スタジアムも駅から近いですけどね。千葉マリンよりは上ってことで。

見学可能施設は2つ

2022年の新人合同自主トレの見学エリアは2つで、2軍の試合が行われるCAR3219球場と、トレーニングセンター(室内練習場)です。

どちらを見るにも、西武球場前駅を出て正面にある階段を上っていきます。

手前にあるのがトレーニングセンター。

この階段があるあたりが「ファンデッキ」と呼ばれていて、階段を上り、トレーニングセンターの中、手前の壁沿いの方に入ることができます。

CAR3219球場はトレーニングセンターの奥にあります。トレーニングセンターとつながっているライオンズのロゴがついた建物は、若獅子寮と呼ばれる寮です。

若獅子寮の出入り口は2階部分にあり、CAR3219球場とつながっている渡り廊下のようなものがあり、ココを選手たちが通るため、出待ちのファンが待機していました。

1日の練習の流れはだいたいこんな感じ

この合同自主トレには数回足を運んでみましたが、1日の流れはだいたいこんな感じでした。

練習公開開始は9:45から。9:30くらいからファンが並び始めます。平日だと並んでいるのは30~50人程度でした。

しっかり見学できる練習は最初に行われるので、見学に行くなら練習開始時間には行った方がよいです。

後述しますが、後から行われる練習は見学できないものが多く、朝早くの練習を見逃すとわざわざ所沢までムダ足になるかもです。

最初はCAR3219球場の外野部分を使って、ウォーミングアップのような基礎トレーニングが新人全員で行われます。活気があって面白いです。

外野で行われるため、ファンは誰もCAR3219球場の内野にある席には座っていませんでした。

この全員で行うトレーニングが1時間近く続きます。

その後、投手はチューブトレーニング→キャッチボールという流れが多かったです。

キャッチボールはかなり近くで見られます。暴投があってフェンスにボールがぶつかると、選手たちが礼儀正しく近くで見学しているファンに謝ります。新人選手のさわやかさがあり、気持ちがよいです。

ちなみに。新人以外の選手も空きスペースでキャッチボールすることがあったのですが、挨拶しないことが多かったです。

別にそれはそれでよいと思いますが、2022年入団の新人さんたちは皆感じがよかったので、「初心忘るべからず」の気持ちを持ち続けてほしいな…と思いました。

で、野手はいったん消えます(後述しますがサブグラウンドに行ってるのかと)。戻ってきてから、投手から遅れてキャッチボールをはじめます。

その後、今度は投手が消えます(これも後述しますがブルペンに行ってるのかと)。

その後は日によりますが、みんなで消えるか(サブグラウンド行き)、トレーニングセンター(室内練習場)に移動します。

サブグラウンドではなくトレーニングセンターに行った場合は、練習を引き続き見ることができます。

近くで見れたのはトスバッティングや、キャッチャーのブロック練習、ピッチャーの大きなボールを使ったトレーニングなど。

フリーバッティングはトレーニングセンターで行う場合は、見学場所から遠い場所で行うため、何となくしか見えません。

フリーバッティングを外で行う場合は、CAR3219球場の内野スタンドから見学できます。

12:30~13:00くらいには、スタッフが「本日の公開練習は終了でーす」と言って、練習エリアを閉めはじめます。

新人以外の有名選手が練習を続けていることもありますが、見学を続けることはできません。終わりと言ったら終わりです。

サブグラウンドは見えない、ブルペンはほぼ閉まっている

さて、見学に行って驚いたのが、見学できないエリアで行われる練習が多いことです。

まず、内野の連携や走塁トレーニングに使うサブグラウンド。

ピンクで〇を付けている、CAR3219球場のセンター後方にあるのがサブグラウンドです。

ここは「何となく選手が動いている」という程度にしか見えません。

で、ここで内野守備の連携とか、走塁とか、かなり面白い練習をしているっぽいんですよ…(球団のTwitterなどを見ればわかる)。

私は思いましたよ。「なぜファンが見学できるCAR3219球場の内野を使わない?」。

わざわざ隠す練習には思えないので(遠目には見えるし公式SNSには上げている)、単にCAR3219の内野整備をするのが面倒…その程度の理由なんじゃないか…。

西武の公式Twitterを見て、「こんな練習が見れるなら行ってみようかな」と思った私なのですが、まあ、ダマされましたよ…。

それから、もっとわけわからないのが閉鎖されているブルペン。

ブルペンはトレーニングセンター内にありますが、ファンが入場できる見学エリアからは見えない場所にあり、横から見学できる場所があるのですが、シャッターが閉まっていることがほとんど。

「新型コロナうんぬん」と書いていますが関係ないです。だって開いている時もあるのですから。

これが開いてるとき。バッティング練習をしている選手がいますが、その先にあるのがブルペンです。

ブルペンでの投球も公式Twitter発信されていたので、まあ、普通は見れると思いますよね…。

甲子園で活躍した山田投手のファンが、「山田君ブルペンで投げてるっぽいのに見えない…」と嘆いているのが聞こえました。滋賀から来たんだったら本当に気の毒…。

こんな感じで、全体練習が終わった後の練習は「見れればラッキー」くらいに考えた方がよいです。公式Twitterなどで発信されている練習は、半分くらいしか見れないというのが現状でした。

ファンへの情報提供が少なすぎる(ていうか間違っている)

私が足を運んだ日の中には、2023年1月25日がありました。全国的に寒波が吹き荒れた日です。

この日、9:30すぎにCAR3219球場に並びましたが、入場前にスタッフさんからメガホンで告知がありました。

「この日は座学から入るため球場内に入っても選手はいない可能性がある。選手が入ってくるのは10:30くらいを予定しているが何とも言えない」。

…まあ、こんな内容でした。

で、見学に来たファンは、氷点下の中、1時間以上誰もいない球場内で待ち続けたわけです。

この日は友人と一緒に来たのですが、サービスに関わる仕事をしている友人はあきれていました…。

座学って…たった今日決まったスケジュールじゃないだろうに。何で公式Twitter等で「今日の練習公開は10:30からになる」という告知すらできないんだろうね?顧客であるファンを1時間以上氷点下の中で待たせるなんて、企業の姿勢として信じられない…。

ごもっとも。

でも、私がもっとビックリしたのはこの後。

10:30を過ぎても選手はグラウンドに入ってきませんでしたが、10:45頃に球場内で待機していたスタッフたちが引き上げ始めたのです。

「え?どういうこと?」とフリーズしている私の横で、勘の良い友人は「室内練習場での練習に変更になったんだろうね」。

他のファンたちも察して室内練習場へと移動をはじめましたが、もうビックリなのは、なぜ西武のスタッフさんたちは、練習場所が変更になったことを、氷点下の中で1時間以上待っているファンたちに教えてくれないのかということ。

これ、ファンへの対応が悪いとか以前の話で、人としてどうなのかと…。

また、西武の公式サイトには練習公開は9:45~15:00と書かれていましたが、実際には12:30頃に公開終了になる日がほとんどでした。

これも、現地でスタッフが「サイトには15:00までと書いてありますが、早めに終わることもあります」と説明していました。

…いや、現地で口頭で伝えるんじゃなくて、サイトの情報を書き換えましょうよ…。

西武ライオンズ大丈夫かなあ…。こんなことしてたら、ファンは増えないんじゃないか。西武ファンだけでなく野球ファンを減らさないためにも、もう少し頑張ってほしいですね。

めっちゃ寒いから防寒対策をしっかりと!

西武の新人合同自主トレに行く方が注意したいのは、1月という真冬の所沢の寒さです。

私が見学に行った週は寒波が来たこともあるのですが、本当に寒かったです。

ダウンコートやホッカイロが必須で、できる限りの防寒をしていくことをおすすめします。

屋外だけでなく室内練習場も、屋外とは違う身にしみこんでくるような寒さがあります。

ちなみにトイレはCAR3219球場内と、西武球場前駅にあります。駅のトイレは、練習公開中は駅の外からでも入れるようになっています。

どちらのトイレもキレイで使いやすいです。

まとめ

というわけで、西武の新人合同自主トレの2023年の情報でした。

良い所も注意点もあった感じですね。

良かったこと
  • 新人選手たちが非常に感じがよかった
  • 選手を近くで見れる
  • 選手全員で行うトレーニングは活気があって面白い
注意点
  • サブグラウンドやブルペンの練習は見れない
  • 公式サイトの情報と公開時間が違う。練習が遅れる場合もSNS等での告知がない
  • とにかく寒い

2023年の情報なので変わっていくこともあると思いますが、今後、西武の新人合同自主トレの見学に行こうかな?と思っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

西武球場前駅周辺は飲食店が少ないですが、ランチするなら駅から5分程度の場所にある中華料理店「さやま食堂」がおすすめです。

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