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家庭教師の選び方のポイントは「学歴」よりも「相性」

家庭教師の選び方 家庭教師
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家庭教師の授業のクオリティは、カリキュラムや教材が決まっている塾の授業とくらべて、先生の力量に左右されます。

そのため、家庭教師をお願いする先生の選び方はとても重要です。

家庭教師業界に身をおいていた経験から、家庭教師の選び方のポイントをまとめました。

家庭教師は学歴だけで選ぶと失敗する!

卒業

家庭教師をつけるとなると、高い学歴の先生に依頼したいと考える方が多いです。

しかし、先生の学歴というものは、あまり重要な要素ではありません。

以下、その理由を並べてみます。

AO・推薦入試入学で受験勉強をしていない先生がいる

まず、大学入試が多様化したことで、AO入試、推薦入試合格で、高学歴とよばれる大学に入る学生が増えました。

AO入試や推薦入試は、一般の大学入試とはまったく違う入試です。

そのため、AO・推薦合格の大学生は、受験勉強や一般入試を経験していません。

学歴だけで先生を選んでしまうと、総合的な能力は高くても、受験・入試の学習法については素人という先生に当たってしまう可能性があります

高学歴=教わりたい科目に強いとは限らない

歴史が苦手だけど、他の科目が得意なので東大に入学できた理系の学生さん。

歴史だけは大好きで、知名度は高くない大学の日本史専攻の学部に入学した学生さん。

日本史を教えてもらうなら、断然、後者の、日本史専門の学生さんに教わったほうがよいです。

日本史に関する知識も、質・量ともに全然違いますし、何より歴史に対する熱意が違います。

全科目教えてもらうなら別ですが、家庭教師の多くは科目を選んでつけるものなので、オールマイティな先生を探すより、専門家を探したほうがよいです。

このことが頭にないと、学歴だけで先生を選んでしまい、失敗することがあります。

高学歴の先生は何がわからないのかを理解できないことがある

難関大学に合格する人たちのなかには、いわゆる「学者肌」という人がいます。

この「学者肌」の人たちは頭脳明晰すぎて、勉強がわからない人が、いったい何がなぜわからないのかを理解できないことがあります。

難関大学を目指す生徒さんが、難問を質問する相手としては適しているのかもしれませんが、標準的な学力の生徒さんが、普通の質問をしても、わかりやすい答えが返ってこない可能性があります。

野球選手にたとえると、「一流選手が一流の指導者とは限らない」のと同じですね。

家庭教師を選ぶポイントは学歴より相性が大事!

学習ノート

野球の話が出たついでに。

野球選手も、自分に合った指導者に出会えるかどうかが、運命の分かれ道だとよく言われますね。

大げさかもしれませんが、家庭教師も同じです。マンツーマンで指導を受けるため、先生の影響は大きいです。

そして、人間どうしですので、その先生が自分に合っているかどうかは、非科学的な言葉ではありますが、相性の問題になってきます。

もちろん優秀だと言われる家庭教師は存在しますが、そういう先生は、生徒さんに合わせてやり方を変えるのが上手だという面もあります。

先生との相性が合うかどうかは、体験授業を受けて、実際に先生と時間を過ごしてみるしかありません

幸いなことに、家庭教師会社は、ほとんどの場合、無料で体験授業が受けられるシステムになっています。

体験授業を積極的に申し込んで、相性の合う先生に出会える確率を増やしていきましょう。

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