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家庭教師目線から答える「先生にお茶とお菓子を出すか」問題!

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家庭教師の先生を家に迎えると、「授業前後にお茶やお菓子を出した方がよいの?」と、素朴な疑問が出てきます。

家庭教師として複数のお宅にお邪魔した経験から、この問題を考えてみます。

家庭教師の先生にお茶は出さなくていい場合もある!

お茶

家庭教師の授業はマンツーマンで指導しますので、基本的には先生はしゃべりっぱなしで、のどがかわきます。

指導中は頭を使うため糖分がほしくなり、甘いものも食べたくなります。

デスノートで、Lがいつも甘いものを食べていますが、あの気持ちわかります~。

では「家庭教師の先生にはお茶やお菓子を出した方がよいのか?」というと、一概にそうだとは言えません。

若い先生は他人の家で飲食したがらない人がいる

大学生の先生など若い世代は、ペットボトルなどの飲み物を持ち歩く人が多いです。

また、年配の先生にくらべて、他人の家で飲食した経験が少ないためか、「よその家でコップに注いで出される飲み物にはあまり口をつけたくない」という人が結構いるのです。

実は私もそういうタイプでした。家庭教師に伺った家では「飲み物は自分で持ち歩いているので、ご用意頂かなくて大丈夫です」と、保護者の方に伝えるようにしていました。

授業後のお茶は飲まずに早く帰りたいという先生も

家庭教師の授業は、授業が終わった後、お盆にお茶とお菓子をのせて、先生とお茶を飲みながら少しお話しするというイメージがあるかもしれません。

ですが家庭教師の授業は遅い時間に終わることもあり、夜が遅いと、特に女性の先生は「なるべく早く帰りたい」と思う人が多いです。

授業後にお茶を出されると、たいていの先生は早く帰りたくてもそのまま座っていますが、ご家庭の方でも「本当は早く先生に帰ってほしいなあ~」と思っていたら、誰の得にもなっていないですね。

授業後に先生にお子さんの様子を報告してもらう時間はあった方がよいですが、毎回でなくてよいですし、お茶まで出してゆっくりしていただく必要はありません。

お茶を出さなくてよいかどうかはどう見極める?

お茶

以上は私の考えですが、先生の中には「ご家庭でお茶を出してほしい」「お菓子も出してもらえると嬉しい」という考えの方もいます。

先生の希望をどう見極めるかは難しいですよね。いきなり初回に「お茶は必要ですか?不要ですか?」とは聞きづらいものがあります。

とりあえず初回はお茶を出して、様子を見てみるとよいでしょう。

先生がコップに注いだ飲み物を飲み干すようであれば、次回も用意する。

コップに口をつけているだけという感じが続くようであれば、先生と打ち解けてきた段階で「もしかして飲み物の用意はご不要だったりしますか?」みたいな感じで聞いてみる。

何となく直接聞くのはやりにくい…という場合は、飲み物を、途中から飴やキャンディに変えてみるという手もあります。キャンディを小さいかごに入れて、授業するテーブルに置いておきます。

飴系のお菓子は、のどがうるおって、糖分も補給できて、指導する側には一石二鳥でうれしいです。お茶のようにこぼす心配もないし!

先生にお茶を出した方がよいケースは?

ハーブティー

以上のように、私は「お茶いらない派」の家庭教師でしたが、先生にお茶を出した方がよいと思われるケースがいくつかあります。

初回の授業

初回の授業は、授業というよりは顔合わせ・あいさつです。

あいさつという意味では、初回はお茶出しした方が何となくの緊張感をほぐせます。

先生が年配の場合

若い世代は人の家での飲食に慣れていないと書きましたが、逆に年配の先生は、訪問者に茶を出すのが礼儀と考える方がいるかもしれません。

このあたりは価値観の違いで、どちらが正しいということはありませんが、先生からマナー知らずと思われるのはちょっと避けたいですよね。

年配の先生には、お茶を用意しておくのが無難です。

お子さんと先生の年齢が離れている場合

お子さんが高校生で、先生が大学生というくらいの年齢差であれば、先生との関係はお友達感覚になります。

授業が終われば、世代が近いどうしで自由に盛り上がりますので、あまり親が立ち入らない方がよいでしょう。

ですが、お子さんと先生の年齢差があると、授業後に雑談で打ちとけにくい場合があります。

そのようなケースでは、授業後にちょっとだけお茶時間を作って、お子さんと先生が、心理的な距離を縮める時間にするとよいでしょう。

家庭教師の先生にお茶を出すのは必須ではありません。お茶を出すかどうかを決めるのに、少しでもこの記事の内容がお役に立てれば幸いです。

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