上毛新聞敷島球場ガイド！地元の人のみぞ知る（？）バスでのアクセス法

群馬県の高校野球の試合がよく行われる、上毛新聞敷島球場のアクセス方法や、球場設備をまとめました！

上毛新聞敷島球場のアクセス

上毛新聞敷島球場は、群馬県前橋市、JR前橋駅から北西5㎞ほどの場所にあります。

JR群馬総社駅はもう少し近いですが、それでも4㎞ほどあり、どちらの駅から歩いても50分以上はかかりそうです。

特に真夏の試合などでは、敷島球場に鉄道駅から徒歩で行くという方法は現実的ではないですね。

上毛新聞敷島球場にバスで行くには？

では、交通公共機関を使って敷島球場に行くにはどうするか…というと、一応バス路線はあります。

前橋駅からは44番路線・前橋駅・群馬総社駅からは52番路線が敷島公園バスターミナルに停車します。

しかし、どちらも非常に本数が少なく（1日に2便程度…）、ぶっちゃけ高校野球の試合観戦には使えません。

バス会社に問い合わせたところ、「高校野球の試合が行われる日も臨時増便はない」とのことでした。

そこで私が頼ったのは、前橋駅内に入っている観光案内所。

観光案内所の女性は、「敷島球場にバスで行きたい方にはこちらをご案内しているんです～」と、1枚のボードを見せてくださいました。

「下小出バス停」という所でバスを降りると、徒歩13分程度で敷島球場にたどり着けるという地元ならではの情報が！

グーグルマップの経路では観光案内所とは違う道順で案内されますが、観光案内所が紹介しているルートの方が近そうですね。

前橋駅からレンタサイクルで行く方法がおすすめ

さて。私は観光案内所で紹介して頂いたバスを使って敷島球場に行ったのかというと…「下小出バス停から13分歩く」というのがちょっとひっかかりました。

通常なら徒歩13分など何でもないのですが、灼熱の夏の高校野球観戦で、しかも高校野球オタクの私は連日関東の球場を飛び回っていて、体力を温存したかったのです。

そこで考えたのが…「前橋駅から5㎞程度であれば自転車で行けないか？」ということ。

そのまま観光案内所で

と聞いてみると、

とのことでした。道はほぼ平坦で、自転車で20～30分ほどの所要時間とのこと。

宿泊したホテルに自転車貸し出しのサービスがあったこともあり、前橋駅から敷島球場まで自転車で行きました！

前橋は歩道に自転車コースと徒歩コースが分けられている場所もあり、自転車走行しやすかったです。

前橋駅周辺には前橋市の自転車シェアサービスがあります。自転車が確保できるようであれば、バスより自転車で行く方が楽かも。

球場の屋根、トイレなどの設備

上毛新聞敷島球場の収容人数は、内外野合わせて2万人ほど。内野だけだと11565人です。

夏の高校野球群馬大会決勝は、内野席は満員でした。

屋根は、バックネット裏の上段の方だけにかかっていて、あまり大きくはありません。

夏の高校野球決勝などの人気カードで、日陰席に座りたい場合は、かなり早く球場に到着しておく必要がありそうでした。30分前では、日陰席はまったく空いていませんでした。

トイレは球場内にあります。古いですが清潔にはしてありました。女子トイレですが、確か洋式があったと思います（すみませんうろ覚え）。

球場内に飲み物の自動販売機はありました。試合終了時にはほとんど売り切れだったので、夏の観戦の際は、飲み物を多めに準備しておいた方がよいかも。

群馬の高校野球ミニ展示エリアが！

上毛新聞敷島球場で面白かったのが、群馬県ゆかりの高校野球に関するミニ展示があったことです。

高校時代の高橋光成投手と脇本直人選手が、初々しくサインでなく名前を書いている色紙。前橋育英と健大高崎のライバルどうしが、仲良く1枚の色紙におさまっていて何だかほっこり。

懐かしい桐生一全国制覇の寄せ書き。好投手正田だけでなく守備が鉄壁で、たいへんに好きなチームでした。

こちらはもはや私の記憶にはない、現西武GMの渡辺久信の高校時代。西武時代のカッコよかった姿は覚えていますけどね。しかし、渡辺久信の高校時代って白黒写真しかなかった時代？そんなに古い時代ではないと思うのですが。

こういった展示があるのは、敷島球場が群馬の高校野球と歴史を共にしてきたからなのでしょうね。

まとめ

上毛新聞敷島球場についてまとめます！

数多くある関東の野球場の中でも、アクセスしづらい球場ではあるかなと思います。

同じ群馬県なら、JR高崎駅から徒歩で行ける高崎城南球場の方がアクセスしやすいのですが、群馬の県庁所在地は前橋なので、群馬大会の決勝は前橋の球場で行うのかもしれませんね。