「東京リベンジャーズ27巻」を読みました!
さっそく感想を書いてみます!
まずは…また面白くなってきた!
東京リベンジャーズの25~26巻は、「イマイチ話が面白くなくなってきたかなあ…」と思っていた私でした。
でも、おそらく話の面白さというよりは、千冬とか三ツ谷とか、トーマンの初期の頃のメンバーの登場が少なかったため、あまり自分が話に入り込めなかったためだと思います。
私は東京リベンジャーズを、純粋な話の面白さだけでなく、キャラの魅力で読んでいる部分があるんだろうなと自己分析しております。
27巻では、初期の頃のトーマンメンバーが、花垣を総長として二代目トーマンを名乗り、マイキー率いる関東卍會を倒しに行くという流れになりました。
まだ少年院にいる一虎以外のメンバーが次々と不良の世界に戻ってきて…うーん、やっぱりトーマンメンバーはキャラが良いですね。ワクワクする流れです。
まあ一度「一人で戦う」と言った花垣がアッサリみんなを頼ることにしたり、三ツ谷があっけなくデザイナーへの出世街道から降りる…ここらへんの描き方には粗さがありますが、それでもやっぱりキャラの魅力で読めちゃいますね~。
ちなみにヒナちゃんが出てきたとき、素で「誰!?」と思ってしまった…。ヒナちゃんの話は回収されたので、ヒロインの影が薄くなってしまったなあ…。
稀咲の死が覆らない限り(さらなるタイムリーパーが登場しないと難しい)、今後の展開でヒナが死ぬ未来は考えにくいですしね。
東京リベンジャー「ズ」の回収が鮮やか!
さて、27巻のラストは鮮やかでしたね。
これはオレだけじゃない
“オレたち”のリベンジだ
だから「東京リベンジャー」ではなく「東京リベンジャーズ」なのね!
27巻では春千代の口の傷の原因についても明らかにされ、この物語がしっかり練られたストーリーであることが伺えます。
子ども時代の話がちょっと謎…
27巻でイマイチ腑に落ちなかったのが、千咒が語った子ども時代のエピソードです。
千咒が言うには春千代のキャラのヤバさも、マイキーの「衝動」も、子ども時代の自分のせいだと。
マイキーの大事なプラモデルを壊してしまった千咒が、壊したのは春千代だと嘘をついたことで、マイキーが「衝動」に支配されたような目で、春千代の顎を破壊するような暴力をふるったのがきっかけ、と…。
しかし…このエピソードだけ読むと、すでにこの頃からマイキーはヤバイ奴だったという気がぬぐえないですね。
大事なオモチャを壊されたくらいで、普通の小学生が友人をあそこまで殴らないだろう…と。
まあ、あのプラモデルに、もっと何か深い意味が隠されているのかもしれないですけどね。今まで出てきたことがないマイキーの両親とかに関係しているのかもしれないですが。
あと春千代は、今までマイキー崇拝の忠臣キャラだと思っていて、忠臣系はあまり好みじゃないな~と思ていましたが、春千代のマイキーへの感情は、忠心ではなく恐怖なのかもしれませんね。
まとめ
以上、ザックリと東京リベンジャーズ27巻の感想でした!
やっぱり、24巻でマイキーが「来たか…タケミっち」とつぶやいているのが気になるなあ。
マイキーはまた花垣がタイムリープしてきたことを感付いているわけで、その能力が何なのかも気になりますが、タイムリープの結果としてドラケンが死んでしまったことをどう思っているのか…。
マイキーVSトーマン2代目の戦いにおいて、ドラケンの死がキーとなりそうな気もします。
私は「東京リベンジャーズ」を電子書籍で読んでいます。巻数が多くても電子書籍だとかさばらないし、日付が変わったとたんに新刊が手に入るのが魅力!