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東京リベンジャーズ26巻の感想!「黒い衝動」の正体が少し見えてきた?

東京リベンジャーズ
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「東京リベンジャーズ」26巻が発売されました!

表紙はサウスこと寺野南です。

さっそく読んだ感想を書きます!

この記事は「東京リベンジャーズ」26巻のネタバレを含みます

「黒い衝動」の正体が明らかになりはじめる

「東京リベンジャーズ」26巻では、六波羅単代のトップであるサウスこと寺野南の人生が描かれます。

サウスは初登場の時に「あまり重要そうでない人物だな…」と思いましたが、「あ、意外と丁寧に描くんだ」と驚きました。

が、結局のところは、サウスを描くというよりは、サウスを通じて「黒い衝動」の正体を少しずつ描き始めた…という感じかなと思いました。

サウスは父のような存在を自らの手で殺し、その報復で母を失い、自分も生死をさまよい…これだけ自分を含めた近しい存在の死を経験しても、収まらない衝動があると。

人生であまりにも刺激的な出来事が多すぎると、もうお腹いっぱいで静かに過ごしてもよさそうなものですが、それ以上に刺激的なもの=サウスにとっては暴力を無限に求めてしまう…ということですかね。

サウスは死をもいとわない、暴力中毒になっているのかもしれません。

サウスは

暴力に愛された者にしかわからないこの衝動(ビート)…

『東京リベンジャーズ26巻』より

と、つぶやきますが、マイキーも同じなのでしょうかね…。

マイキーの「黒い衝動」はドラケン存命でも止められていない

26巻では、ドラケンを失ったことにより、マイキーが黒い衝動に塗りつぶされていく様子が描かれています。

もちろんこれはドラケンを失ったことだけでなく、兄の真一郎や、場地、エマなどを次々に失い、最後に残っていたドラケンまで失ってしまったことが原因だと思われます。

ただし、ドラケンが生きていればマイキーは闇落ちしなかった…というわけではないでしょう。

というのも、タケミチがタイムリープしてくる前の世界で、ドラケン存命でも闇落ちしているマイキーの姿が描かれているためです。

なので、タケミチがタイムリープし、過去が変わってドラケンが命を落とすことで(もちろんタイムリープのおかげで一度は助かった命だけど)、マイキーの闇落ちが起こってしまったというよりは、早まったという見方が正しいのかなと思います。

ですが26巻の幕切れを見ると、何となくマイキーは27巻で闇に落ちることから踏みとどまりそうな感じがあるので、現段階では結論保留というところですね。

私が最近の話をあまり楽しめない理由は…

さて26巻ですが…実は率直に言って、先が気になって読む話ではありましたが、それほど読んでて楽しいとは感じなかったかな…という感想です。

これは物語が面白くないというより、三ツ谷とか千冬などのトーマンのメンバーが出てこないからだろうな…と思います。

東京リベンジャーズは大筋では面白い話なのですが、細かい部分には粗さを感じます。

ですが、物語の粗さを補って余りあるキャラクターの魅力があるんですよね。

そういった観点で東リベを読んでいる私にとっては、好きなキャラの登場回が少ない巻はあまり面白く読めないのかもなあ…。

アニメで登場していないことも原因なのか、関東事変以後のキャラクターにはイマイチ思い入れができていないというのもありますね。

アニメの続編が始まれば、古参のキャラ以外にも推しキャラが出てくるのかもしれません。

まとめ

東京リベンジャーズ26巻の感想でした。

物語が終わりに近づいている感じはヒシヒシと感じますね。

26巻のラストは、「花垣ぃ!!!」という千咒の声にマイキーが腕を止めたシーンなので、27巻はマイキーはあまり悪い方向にはいかないんじゃないかな…とは思ってます。

マイキーにビビりつつも、何とかタケミチを助けようと声をかける(しかし途中で黙る)ココ君の姿はかわいかったですね。

今までココ君にはあまり心くすぐられなかったんですが、人気あるのもわかるかも…と思いました。

私は東京リベンジャーズを電子書籍ストアで読んでいます。

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