私はただいまアラフォーの年齢ですが、20代から30代より、30代から40代の方が、身体の変化が大きいように感じています。
やせにくくなったり、肌が乾燥したり、腰が痛くなったり、生理のサイクルが短くなったり…。
「もしかして更年期の入口…?」とも思いますが、私の母は更年期障害が少なかったため、更年期にどんな体調の変化が訪れるのか、いまいちピンときません。
そこで「更年期についてのかんたんな本を1冊読んでみよう!」と思い立ちました。
「プレ更年期一年生」はどんな本?
書店の「女性の健康」コーナーに置いてあった本の中で、更年期について手軽に学べそうだったのがこの本。
本がそれほど分厚くなく、それぞれの章のはじまりにはコミックエッセイのような漫画が描かれています。
コミックエッセイはストーリー仕立てになっていて、この本の主人公女性、更年期について教えてくれる年上女性などが登場します。
主人公女性の年齢設定は43歳。
私と同じ歳!
主人公女性の年齢設定を考えると、40代前半の更年期直前女性が対象年齢となっている感じです。
とはいえ、コミックエッセイのあとに続く本の内容は結構くわしく、具体的な治療法なども解説していて、すでに更年期がはじまっている女性でも参考になると思います。
「プレ更年期1年生」を読んでどんなことを考えた?
「プレ更年期1年生」を読んで大きく感じたことは、「とにかく健康的な生活が大事」ということです。
更年期対策としては「特別にこういうことをすれば大丈夫」ということはなく、バランスのよい食事、適度な運動、しっかりした睡眠、ストレスのない生活…こういったことが必要なんですね。
もともと健康生活に興味があり、なるべく健康的な生活を心がけている私としては、
更年期を迎える前に、何か特別な対策を取ろう!
…と思って読んだ本だったので、少し肩透かしをくらったという面もありました。
まあ更年期というのは、年齢と共に進む女性ホルモンの減少が原因で、ある意味人生の一部であり、特別なことではないんですよね。
人生にとって健康な生活が大事ならば、更年期にも健康な生活が大事なのは当たり前のことというわけですね。
この本を読んで生活に取り入れることは?
「プレ更年期1年生」を読んで驚いたのは、更年期の症状のひとつに「物忘れ」があるということです。
もっとおばあちゃんになってからの話だと思っていました…。
この本に載っていた「物忘れ対策」の中で、私の生活に足りないと思ったのは、イワシ、ブリ、サンマ、サバなどの魚を積極的に食べること。
肉の方が調理や後片付けが楽なので、つい肉ばかり食べてしまいますが、できる範囲で魚を食べる機会を増やそうかなと思っています。
また、物忘れには運動が効果的だという話にはビックリ!
ダイエットのためになるべく歩く距離を増やしていますが、物忘れ対策のためでもあると思えば、モチベーションが2倍になりそうです。
まとめ
「プレ更年期1年生」を読んでみた感想でした。
更年期など、健康にまつわる情報はインターネットでかんたんに調べられますが、やはり著者や出版社がしっかり名前を出している書籍の情報は、ネットよりも信頼性がおけるなと感じます。
「プレ更年期1年生」は産婦人科医の先生が執筆していて、出版社は家庭の医学書などの実用書を多く出しているつちや出版です。
ネットの情報はすぐに手に入るという利点はありますが、自分の身体・健康に関する情報は、やはり本で読んで頭にいれておくのがよいのかなと感じました。
私のように、
更年期についてまだ何にも知らない…。そなえてもいない…。
…という40代女性には、手軽に読めておすすめの1冊です。