2021年のお正月は、コロナ禍のために九州に帰省しませんでした。
東京でゆっくり過ごせるお正月なんて初めてかも…。
とはいえ東京にいても、どこそこ行ける状況ではない…。
ここはひとつ、箱根駅伝を久しぶりに「しっかり」テレビ観戦することにしました!
箱根駅伝を「しっかり」みるのは久しぶり!
高校野球オタクである私は他のスポーツ観戦も結構好きで、10~20代の頃は箱根駅伝もガッツリ見ていました。
しかしここ数年は帰省すると、実家に一台しかないテレビで箱根駅伝以外の番組がついている時もあるし、箱根駅伝が流れていても、シニアの親族があれこれ話しかけてきて観戦に集中できない…。
そんなこんなで箱根駅伝観戦をどんどん諦めていき、最近は大学駅伝自体をあまり見なくなってしまいました。
不本意に箱根駅伝から離れてしまった私ですが、帰省しない今年は箱根駅伝をしっかりテレビ観戦する久しぶりのチャンス!!!
久しぶりすぎて…
えーと、今強いのは青学とか東海だよね。駒沢も盛り返しつつあるんだ~。えー明治も強くなってるの?知らなかったー!
…などと、ザックリと予習してから観戦しました。
私がはまって観ていた時代に強かった駒大や順大にはやっぱり思い入れがあり、応援することにしました。
順大が予選からの出場なんて時代は変わったなあ…。それでも順大は予選会1位で、今大会は期待されているということで一安心。
あとは、現役時代に大好きだった藤原選手が監督をしている中大も応援しないと!
持ちタイム通りにはいかない…やはり箱根は面白い
今回久しぶりに大学駅伝を見たため、駒大の田澤とか、早大の中谷とか、超有名選手くらいしかわからない状態の私。
そこで各選手の持ちタイムを手がかりに観戦する区間が多かったのですが…持ちタイム通りの展開にならない区間が多かったですね!
ランナーたちの持ちタイムはトラックで計測することも多く、ロード、しかも勾配の多い箱根路では持ちタイム通りの結果になるとは限らないということは昔からわかっていましたが…それにしても今回はその傾向が強かったです。
やっぱり新型コロナのせいで、例年と違う年間スケジュールになったり、練習不足だったり、要因はいろいろあるのでしょうね。
力を出し切れなかったランナーにはかわいそうでしたが、無責任な気持ちで観戦する側からすると、予測を超えた展開でスリリングでした。
往路を終えた段階だと、大会前に4強と言われたチームで、往路3位以内に入っているのは駒大だけという波乱ぶり。
4強を抑えて往路1位でフィニッシュした創価大は、コロナ禍による練習不足・強風による気温低下という悪条件のもと、アクシデント発生した大学が多かった中、見事に安定した走りでした。
というか、監督さんが榎木だったことにビックリ!現役時代は「イケメンな上に走れば区間賞」という、女性ファンがつかない方が難しいというランナーさんでしたね。
もちろん私もファンでしたよ…。
今回心に残ったランナーは?
今回の箱根駅伝で私のハートをつかんだのは、東海大学3区の1年生石原選手でした。
上述のように、持ちタイムのよい有力選手が軒並み不調である中、力を発揮した数少ない一人が「スーパールーキー」の一人である石原選手。
前半型のオーダーを組んだ東海大は、総合優勝のためには、何が何でも往路で他のライバルより先に行かなければなりませんでした。
おそらくそれがわかっていたのだと思いますが、前半から果敢に突っ込んで、最後まで力強く走り切った姿は素晴らしかったです。
まだ1年生なので、来年以降もその走りをたくさん見たい選手です!
それから最終区で、あれだけのタイム差がある中、最初からハイペースで攻めた駒大の石川選手もあっぱれでしたね~。
駒大応援だった私、9区が終わった時点で3分以上の差がついた時、
あー、さすがに終わったな。
と思ったのですが、何と惰弱なファンだったことよ。
スラムダンクの安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」は、本当に本当なんですね。
トップを走っていた選手の不調もあったとはいえ、諦めなかったからこその大逆転でした。
ぶっちゃけ駒大のアンカーが私だったら試合終了していたな…。正月早々、大事なことを教えられました!
まとめ
久しぶりに箱根駅伝をしっかり観戦して本当に楽しかったです!
あまり明るいニュースのない中、こんなに楽しいレースを見せてくれた全ランナーに大感謝です。
また大学駅伝に興味が出てきたので、「今年の出雲とか全日本は見ようかな?」と思っていますが、箱根は…帰省したらやっぱり見れないだろうな~。
今年の箱根駅伝の視聴率はかなり高かったらしいので、私と同じように「帰省すると箱根が見れない…」という人は実は多いのかも!?