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国語の成績アップ対策に家庭教師をつけるのは有効か?

家庭教師
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国語という教科は、数学や英語にくらべて、つかみどころがない科目です。

国語が得意か苦手かは、生まれつきのもので、学習しても成績は上がらない

と考える人も多いです。

そのためか、国語の学習は、他の教科より後回しにされることが多いです。

数学や英語にくらべて、ニーズが少ないと言われる国語の家庭教師ですが、「国語はそもそも勉強法がわからない」という理由で、家庭教師をつける人もいます。

私も何人か、家庭教師で国語を教えた経験があります。

その経験をもとに、国語の成績アップに家庭教師をつけることは有効なのかを考えてみます。

「設問で点を取る技術」をつけるのに家庭教師は有効

筆記用具

「国語が苦手」という生徒さんに国語を教えていて、感じることが多いのが、「国語自体が苦手なわけではなくて、解き方を知らないだけなんじゃないかな?」ということです。

現代文の文章を読みながら、生徒さんに口頭で質問すると、ザックリとは文章を読解できてると感じる答えが返ってきます。

しかし、いざ、文章を記述して解答させるとポイントが外れていたり、選択肢問題で正しい解答を選べなかったりします。

つまり「読めてはいる」のに、「設問で点を取る技術がない」という生徒さんが多いのです。

「国語は教えるのが難しい」とよく言われる教科です。

確かに、文章自体が読み取れないという場合は、納得できるように説明するのが非常に難しいのですが、「設問で点を取る技術」は教えることができます。

もし、「国語が苦手」という場合に、「文章は読めるけど設問が解けない」というパターンであれば、家庭教師は有効です。

マンツーマンで見てもらうと、国語の設問を解く際に、どこでつまづいているのか気づきやすいです。

繰り返しの指導で、設問の解き方、点の取り方がマスターできれば、国語の成績は大きく伸びる可能性があります。

家庭教師の授業時間の確保が国語の力を伸ばす

スタディ

家庭教師には英語か数学を教わるという人は多いですが、英語と数学(特に英語)は、家庭教師をつけただけで成績が伸びることはありません。

英語・数学は、覚える単語や文法、公式が多いです。また、数多くの問題をこなさないと、力がつかない教科です。

英語や数学は、自習時間をしっかり確保しないと、家庭教師をつけてもあまり意味がないのです。

国語は、他の教科にくらべると、学習時間は少なくてもよい教科です。

英文や数学の公式とちがって、日本語の文章は日常生活で触れる機会が多いです。他の教科より学習時間が短くてよいのは、そのためかもしれませんね。

そのため、国語という教科は、家庭教師をつけて、その時間が学習時間として増えるだけでも、大きく成績が伸びる可能性もあります

古典は少しの学習で劇的に成績がアップすることも

着物の女の子

国語には、「現代文」以外に、古文・漢文の「古典」があります。

「古典」は「現代文」と違って、日常で触れる機会は少ないため、学習時間をしっかり確保したい教科です。

ですが、若い世代の子たちには、古典を学習するモチベーションはあまりないものです。

逆に歳をとると、俳句や短歌など、古典調の日本語が好きになる傾向があるのは不思議ですよね。

何が言いたいかいうと、古典はしっかり勉強している人は少ないです。

そのため、家庭教師をつけて、基本の文法をたたきこんでもらうだけで、周囲に差をつけることができた!という体験も結構あります。

古典は苦手だったのではなく、単に勉強してなかっただけというパターンですね。

国語に危機感がない場合も家庭教師はおすすめ

教室

国語の学習時間は、英語・数学、また理科や社会とくらべても、少ないという子が多いです。

国語に対する危機感のなさは、英語や数学にくらべると、「日本語は読めばわかる」というあたりになるのかもしれません。

いずれにせよ、国語はなかなか自主的に取り組むのが難しい教科

家庭教師をつけて、一定の時間は強制的に国語の学習をさせるのは、悪くないアイディアです。

まとめ

古い机

以上見たように、国語の成績アップのために家庭教師をつけるのはオススメです。

ただし、国語を教えている家庭教師の中には「国語は何となく得意だった。あまり勉強した記憶もないから勉強法はわからない」という先生もいます。

「なぜ?」という疑問に、「何となく読めばわかるよね」という指導ではなく、ていねいに答えてくれる先生を選びましょう

ほとんどの家庭教師派遣業者では、体験授業ができますので、体験授業の中で、「なぜ」という部分をしっかり教えてくれる先生なのかどうかを判断しましょう。

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