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【ハンター考察】幻影旅団13の謎をまとめてサクッと答えてみる!

HUNTER×HUNTER
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このページは、幻影旅団のファンであるワタクシが、旅団について「謎だな…」と思っていることをまとめて、それぞれ現段階での私の考えをサクサクっと書いています。

HUNTER×HUNTER38巻までの内容を踏まえています。

「幻影旅団」「蜘蛛」という名称の由来は?

盗賊集団が「旅団」と呼ばれるのは何とも不思議でしたが、「旅団」の謎は38巻で判明しました。

前身の演劇集団の名前を考える時に、ノブナガが「旅の一座っていうイメージ」と言い、パクノダが「じゃ旅団とか」と答えたのがきっかけです。

ではなぜ「ナントカ旅団」は「幻影旅団」になったのか。

これは…悪役を演じるわけなのでその部分が幻ということ、それから劇で世界を回るという夢が幻に消えたこと、この2つが理由かなと思います。

蜘蛛」は、サラサを殺した犯人を見つけるオンラインネットワークを作ることから、「犯人を網にかける」ことから連想されたのかな。

なぜ蜘蛛の足は8本ではなく12本?

蜘蛛の足は8本。クロロが頭、団員が足と考えるなら、旅団設立の初期メンバーは8人なので8本足の蜘蛛でちょうどよさそうです。

なのに旅団は最初から団長+12人で活動することが決まっています。

このことは設立時に団員ナンバーが1~8で割り振られず、パクノダ=9、ウボォーギン=11であることから8人以上のメンバーで活動する予定だったことがわかり、最初から12本足の蜘蛛を想定していたことが推察されます。

12本足に関しては、流星街とキリスト教(モデル?)の関係が深いことから、イエス=キリストが12人の弟子と活動したことをモデルにしているのではないかと考えています。

なぜゾルディック家に復讐しない?

流星街は流星街の外で住民が攻撃された際にキッチリ復讐します。旅団もそのスタイルは同じです。

ですが、作中には大きな謎があります。

ゾルディック家が旅団メンバーを仕事で殺しているのですが、ゾルディック家に復讐しようとする様子がありません。

クロロがヨークシン編でゼノ、シルバと戦った時も憎しみの表情は一切なし。それどころかイルミには仕事を依頼する仲です。

この理由はまだ作中で明かされていませんが、ゾルディック家のキキョウ(キルアの母)が流星街出身であることに大きな意味がありそうです。

旅団とゾルディック家はかなり早い段階から協力関係にあるのではないか…

ゾルディック家が仕事で殺した旅団メンバーは、実はクロロが旅団から追い出したくて依頼した可能性すらあるんじゃないか…などと考えています。

カルトの入団理由は?

ゾルディック家ついでに。

イルミの入団理由は作中で明かされています(ヒソカからの依頼)が、カルトの入団理由は不明です。

旅団入団の条件は、ヒソカによれば「メンバーを倒して交代で入る」か「団長が補充する」。

なので、カルトは団長が補充したということですね。カルトには人探しの能力があるようなので、旅団側からすると除念師を探してほしかったのでしょう。

カルト側のメリットとしては、私は「旅団とゾルディック家は古くから協力関係あり」と思っているので、ゾルディック家がカルトを旅団に入れて修行させたいのではないかと考えています。

カルトは「何年かかっても兄さんを取り戻す」のが目的のようですが、この兄さんは…まあ、家を出てるキルアのことじゃないかと思います。

…が、もとは「坊っちゃん」と呼ばれていたのに、現在は女の子扱いのアルカ…。アルカからナニカを追い出して、アルカを元のお兄ちゃんに戻す…という可能性も捨てきれないかなと思っています。

シズク・ボノレノフ・コルトピの入団理由は?

作中に登場した旅団員で、ヒソカとゾルディック家以外に初期メンバーでないのは、シズクボノレノフコルトピです。

この3人全員性格がおだやか系で、盗賊団に入るには「?」というキャラばかりなんですよね。

シズクは流星街でカタヅケンジャーに憧れて入団?

その中でシズクは流星街出身であることがヨークシン編で判明しています。

団長に唯一敬語を使うため、年下の流星街の子で、カタヅケンジャーの上映を見て憧れて入団した線が強いです。能力も掃除機だし。

ボノレノフは棲み処がなくなり流星街にやってきた?

ボノレノフは棲み処を追われた少数民族。

性格的には盗賊向きでない感じですが、居場所がなくなり民族ごと流星街に流れ着いた可能性はあります。

38巻後のストーリーで、旅団の前身が劇団であることを知っている旨の発言があったので、割と早い段階で流星街の住民となり、民族ごと流星街に恩があるため旅団に入団したとか。

彼の能力は体に空いた穴を必要とするため、団長が本に収納するのは難しい能力。それもあって団長がスカウトした可能性はありますね。

コルトピはクロロによるスカウト?

コルトピは団員ナンバー的にボノレノフより後に入団したと思われます。

流星街で長く過ごしたというよりは、クロロがどこかで見つけたという線が強そう。ヨークシン編でクロロの命>蜘蛛のルールを表明した理由は、パクノダやマチとは違う感じがありました。

見た目が通常の成人男性の大きさではなく暗黒大陸との関わりも考えられますが、いったん物語からは退場しているし、今後の解明があるかはわからないなあ…。

なぜヒソカを入団させた?

旅団最大の謎のひとつで「クロロ最大のあやまち」という意見も多いヒソカの入団。

私は、クロロがヒソカを入団させた理由は複数あると考えています。

  • 単純に強い
  • 能力の汎用性が高い
  • 異端要素が入った方が集団は強くなるという理論(ネテロがパリストンを副会長にした理由と似ている)
  • 旅団内に「素で残酷な人材」が欲しかった
  • ヒソカの能力をできれば盗みたかった

結果的にヒソカを入団させたことで、ウボォーギンとパクノダを失っているため、クロロの失敗といえば失敗です。

でもそれは結果論であり、クロロがヒソカを悪党集団に受け入れた理由は納得できます。

「入団志望者は在団員を倒せば交代」のルールをなぜ作った?

旅団の謎ルールのひとつが入団の条件。「入団志望者は団員を倒せば交代」で旅団入りできる。

このルールは…何で作ったの?というルールです。パクノダのようにレア能力を持った団員が倒されたらどうするのよと。それから「復讐」の価値観を持つ旅団にはそぐわないルールじゃないの?と。

ただしこのルール、シンプルすぎていろいろ解釈できちゃうんですよね。

まず「倒せば」であって「殺せば」ではない。それから「在団員誰でも」とは書いてなく倒す団員は団長から指定される可能性がある。

少なくとも初期の手足メンバー8人は、誰も結成時からヨークシン編まで欠けていません。

では、過去にこのルールで入団したメンバーはいるのか?

ヒソカですら「前の№4と交代で入った」と言っているので、倒して入ったとは限らないんですよね。

ただしマチは「団長は鎖野郎を仲間にしたいのではないか」と言っているので、現団員を倒すほどの力を旅団が欲しがっていることは確かです。

旅団が今より強くなるために団長が設けた可能性はあります。志望者が来たらヒソカみたいな(入れ替え可能な)団員と団長立ち合いのもと戦わせればよいですしね。

なぜ盗賊する必要があるの?

流星街に誰も手が出せなくするために、流星街と共にデザインされた幻影旅団は、なぜ物を盗む必要があるのか。

38巻で誰もが抱いた疑問だと思いますが、実は38巻以降のジャンプの連載で答えが出ています。

大きなネタバレではないのでサラッと書いちゃいますが、「団長の能力を進化させるため」ですね。

なぜ幼なじみが全員強い?

38巻の「結成」を読んで、私が抱いた疑問。「幼なじみが全員一流の念能力者になれるのはちょっと出来過ぎじゃない?」

最初はこの設定に「えー?」と思ったのですが、やっぱり冨樫先生のことですから考えてあると思います。

ヒントとなるのは、ノブナガがさかんに「オレらみたい」というエイ=イ一家ですね。

モレナの能力によって、構成員の念能力が人間の命を踏み台にレベル上げしていきます。

私は旅団もエイ=イ一家と似たシステムを取り入れているのでは?と踏んでいます。

たとえば旅団が難しいミッションをクリアするたびに全体のレベルが上がるとか、流星街の人々が旅団を強くするために進んで命を捧げているとか…。

なぜタトゥーを入れているの?

旅団員は団員ナンバーの入った蜘蛛のタトゥーを身体のどこかに入れています。

コレ何か意味あるかな~と思うんですが、念能力が絡んだ儀式なんじゃないかな、と。

このタトゥーがあれば、すぐ上で考察した「旅団全体でレベル上げ」の一員になれるとか、逆にこのタトゥーをつけた状態で旅団を裏切ったら何かペナルティが起きるとか。

ヒソカは偽のタトゥーだったので裏切ってもセーフでしたけどね。

なぜクルタ族を襲撃した?

これも旅団最大の謎のひとつ。なぜクルタ族を襲撃したのか。

旅団とクルタ族の絡みで作中で明らかになっている重要な事実は2つ。

  • クルタ族襲撃前に流星街のクロロ達の幼なじみシーラがクルタ族の村を訪れている
  • クルタ族襲撃後に「我々は何ものも拒まない だから我々から何も奪うな」の言葉を残している

ここからわかることは「シーラ絡みの復讐である」ということ。一番可能性が高いのは「シーラがクルタ族に殺されてその復讐をした」という線でしょうね。

この件に関してはもう少し詳しい考察の記事を書いたので、そちらをご覧くださいませ。

本当にすべてが「演技」なのか?

旅団は「悪役を演じている」のが38巻で判明しましたが、ヨークシン編での悪役っぷり…アレ、本当に全部演技なんでしょうかね?

うーん。コレ、個人差がありそうですよね。

実際にずっと演技をしているメンバーと、演技をしているうちにそれが素になってしまったメンバー。

前者がパクノダ、マチ、フランクリンあたり。後者がフィンクス&フェイタンのコンビとかシャルナーク、ウボォーギン。

ノブナガはずっと演技していなそうです。彼はずっと素。自分の思いのままに行動してそう。大義さえあれば悪役ができるタイプなんじゃないかと。

クロロはちょっとわかりません。誰よりも演技しているようでいて、念が使えない状態でセンリツに「聴きたくない心音」と言われているので。もしかしたら無理のしすぎで人格が壊れてしまっているのかもしれませんね…。

ヒソカの「あと10人」は誰を指している?

さて、これも旅団最大の謎のひとつ。

「蜘蛛の手足狩り」を決意したヒソカがシャルナークとコルトピを殺した後に「あと10人」とつぶやきますが、「10人」はあの時点で人数が合わない。

ナンバー順に…

  • ノブナガ
  • フェイタン
  • マチ
  • カルト
  • フィンクス
  • フランクリン
  • シズク
  • ボノレノフ

これ、あと二人は「クロロとイルミ」「どうせ補充するだろうからあと2人の新団員」「除念師アベンガネが含まれる」などいろいろ説がありますね。

私は…冨樫先生が後のストーリーを決めかねて、わざといろいろに受け取れる数字にしているのではないか?と身もフタもないことを考えています。冨樫先生のすごいテクニック。

この人数にしておくと、「ヒソカはシャルとコルトピを殺し損ねている」なんて物語展開にも持って行けちゃうんですよね。

シャルナークは旅団の重要人物ですし、コルトピは旅団員が皆隠し持っているという切り札を見せていない。どんでん返しの可能性を低いながらも残しているのかな?と。

まとめ

幻影旅団に関する謎をサクサク―っとまとめた記事でした。

書き漏れてしまった謎や、今後の物語展開で出てきた新しい謎があったら追加します。

逆に解決した謎については、その都度追記しようと思っています!

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