2020年のセンバツ高校野球、組み合わせも決まる前から気が早いですが、展望予想をしてみます~!
予想を書く前にワタクシのスペックをば
まず2020年選抜の予想をする前に、私がどれだけ秋季大会を観戦したのか、(あまり大したことない)スペックを公開しておきます。
私が生で観戦した秋季大会は、東京都大会・神奈川県大会・関東大会・神宮大会の3つ。
テレビやネット配信で観戦したのは関東大会準決勝以降と、近畿大会の準々決勝、神宮大会を少し。
2020年選抜の出場校で生観戦したチームは
- 健大高崎
- 東海大相模
- 国士館
- 中京大中京
- 明徳義塾
- 明豊
映像で観戦したことがあるチームは
- 仙台育英(ちらっとだけ)
- 山梨学院
- 桐生一
- 明石商
- 大阪桐蔭
- 智弁学園
- 智弁和歌山
…たったこれだけしか見ていません…ので、見たことのないチームについては数字と印象だけで語ることになるので、気楽に書きます!ので、気楽に読んでくださいねっ!
今大会優勝のチャンスがあるのは5校では…?
さて、2020年のセンバツ出場校を見て、漠然と思ったのは
実力で並べてみると第1層は混戦だけど、第1層と第2層に差がありそう…。優勝のチャンスがあるのは5校だけなんじゃないかな…?
…ということです。
ある意味混戦だけど、ある意味実力の差があるような大会…そんな気がしました。
あまり昨年秋の地方大会で大きな波乱がなく、「今年は強いのでは?」と思われたチームの多くはセンバツ出場を果たしています。
その中で、私が第1層の強さにいると考える5校は、中京大中京、大阪桐蔭、履正社、東海大相模、明石商の5校です。書いた順番が強そうな順番です。
トップ3が優勝する気がしない理由は?
特に最初に書いた3校は、投打のバランスが良く(履正社は見てないから『良さそう』)、全国優勝を狙える強さだと考えます。
この3校があまりにも強そうなせいで、第1層に名前を挙げなかった中にも普通の年なら優勝候補に挙げてもよさそうなチームがあるのですが、この3校の壁が厚いんじゃないかな、と。
「じゃあ、この3校のどれかが優勝すると思っているの?」と言われそうですが、実は思っていません!
まず中京大中京。
神宮大会で見ましたがスサマジク強いです。高橋投手もさることながら、打球の速さが秋の段階では破格で、あの明徳義塾の守備陣がエラー連発するほどでした。
じゃあなんで優勝すると思わないかというと、答えはシンプルで神宮優勝しているから。
おそらく各チームから真っ先にマークされます。それを跳ねのけてまで優勝できるかというと、今年は実力校が多すぎるため難しいのではないかと…。
次に大阪桐蔭ですが、何となく今回は優勝まではしないのではないか?という感じがします。
これは「感じ」でしかないのですが、春夏連覇したばっかりなので、あまりガツガツこないんじゃないかな…、と。
で、履正社は、やはり夏春連覇がかかっているのがマイナスポイントですね。
昨年夏の優勝校でなければ、むしろ履正社を優勝校として挙げていたと思いますが、今大会はレベルが高すぎて、夏春連覇という偉業はミッションとしてハードルが高すぎるのではないかと。
優勝予想は明石商で行きます!
じゃあ4校目に挙げた東海大相模?
東海大相模は優勝候補の中では「投手力が弱い」と言われますが、私は東海大相模の投手力は結構高いと見ています。
新2年生の投手二人はレベルが高く、関東大会で失点を重ねた新3年生投手二人は、野手兼任で未知数登板だったのと、主戦左腕はメンタルが課題(打たれてはいない)。
投手起用を間違えなければ、決して弱い投手陣とは思えません。
むしろ不安材料は、大型すぎる打線が好投手の前につながらない可能性があるのでは?ということです。
そんな感じで今年の東海大相模は夏の優勝はあるかもしれませんが、春向きのチームではないように感じます。
こうやって消去法でやっていくと…5強の中で優勝しそうな感じがするのは…明石商しかないっ!
消去法かよ!
…と、ハザマ監督に吠えられそうですが、明石商もめっちゃ優勝しそうかというと…意外に中森投手打たれるので、微妙なんですけどね。
しかしここ数年のセンバツを見ると、春の優勝は近畿から出る可能性が高そうですし、春は明石商のような守りが鉄壁なチームが強い傾向があるので、明石商予想で行くことにします!
第2層にいると思われる実力校は?
ワタクシ「今回は第1層の強力な5校と第2層以降に差があるのでは?」と予想しましたが、第2層にも通常のセンバツであれば優勝候補に挙げられそうなチームがいくつかあるので名前を挙げておきます。
まず、いろんな予想で優勝候補に挙げられている、東北大会優勝の仙台育英。
仙台育英は選手はそろっているのですが、監督さんが就任して間もないこともあり、まだチームカラーが出来上がっていなくて、チームとしての怖さは感じないかなあ。
来年はかなり強烈なチームが仕上がりそうですが、今年はまだ優勝まではいかないかな、と。
それから智弁学園の評判が高いですね。
智弁学園も来年が強そうなのと、センバツ優勝からまだ時間が経ってないので、こんな短いスパンで2度目の優勝はない気がします(こんな変な予想ばっかりの私…)。
星稜、智弁和歌山はそこそこ力はありそうですが、どちらも昨年全国制覇できずに強力な選手たちが引退していったので、昨年のチームは超えられないかなあという感じがあります。
昨春ダークホース的にベスト4まで勝ち進んだ明豊は、今回は九州大会優勝校ということもありマークされるでしょう。
その意味で今年は真価が問われますね。神宮大会では九州大会の乱調から立ち直りつつあった若杉投手が、投打ともに楽しみです。
あと、全国のファンが力を測りかねているのが、関東優勝の健大高崎と、近畿優勝の天理ではないでしょうか。
天理は見たことがないのでわからないのですが(要するに私も力を測りかねている)、健大高崎は「機動破壊を前面に出さなくなっても試合巧者で曲者。二枚看板の投手はおそらく想定より打ちにくい」…こんな感じだと思います。
健大高崎は「勝負勘」が鋭いチームに感じられました。優勝候補は早い段階で当たりたくないチームだと思います。
個人的に一番応援するのは明徳義塾です。そろそろ馬淵監督に春の栄冠をつかんでほしく、新地投手は巧左腕なので春は面白いのですが…いかんせん今回は上位のチームが強すぎるかなあ…。
映像で見た関東・東京のチームの雑感を
最後に、球場や映像で試合を見た、関東・東京地区のチームについて雑感を書いておきます。
東京優勝の国士館。
結構なめられている感じがありますけど(苦笑)、中西投手は安定していて簡単には打ち崩せないと思います。
今年の東京は日大三と関東一が強そうだったのですが、国士館はどちらとも当たっていないため力を測るのが難しいのですが…打者にも昨年の経験者がそろっていて、昨年よりは結果を出せるのではないかと感じます。
関東準優勝の山梨学院。
山梨学院の関東大会準優勝は正直予想できた人は少なかったのではないのでしょうか。
昨年のチームの方が強かったかな?という感じはありますが、主戦の左腕吉川投手はとにかく粘り強く投げます。メンタルが強いのかも。
一冬超えて打線が成長していたら面白いかもしれません。印象としては国士館と同じくらいの強さです。
関東ベスト4の桐生一。
桐生一は群馬大会の優勝校で、関東大会を見て「健大高崎より強そうだな」と感じていました。
しかし、関東大会を優勝したのは健大高崎。このへんは健大高崎の野球のうまさですね。
力自体は国士館や山梨学院より上だと感じましたが、監督さんが就任して間もないこともあり、まだ勝ちグセがチームについていない感じですね。
ただ、投打に力はあるチームだと感じました。組み合わせ次第で勝ち進む可能性は秘めています。前橋育英と健大高崎の群馬2強時代をこれから崩していくのか楽しみです。
まとめ
以上、2020年選抜のゆるーい展望でした!
今年は珍しく
優勝は明石商!
…とまで言ってみましたが、私の予想って結構外れます(そんな迷惑な…by明石商)!
昨年も東邦はもともと優勝候補だったのに、優勝するとは思わなかったしね!
いずれにせよ、2020年のセンバツは実力校どうしのガチンコ勝負を期待していますし、我々高校野球ファンの予想をあざやかに裏切って躍進するチームが出てくることも楽しみにしています!