ノブナガの基本情報・プロフィール(公式)
本名 | ノブナガ=ハザマ |
団員ナンバー | 1 |
旅団加入時期 | 結成メンバー |
血液型 | B |
身長 | 183㎝ |
体重 | 75kg |
誕生日 | 7月8日 |
念の系統 | 強化系 |
旅団腕相撲ランキング | 9位 |
ヨークシン編での立場 | ノブナガ派(=団長の命救う派) |
ノブナガの性格・キャラを考察
ノブナガは幻影旅団の中では、積極的にゴンやキルアとコミュニケーションをはかるなど、気さくで社交的な性格です。
極悪盗賊団のメンバーにしては喜怒哀楽が激しく、盗賊団の結成以後に物語の中で涙を見せたことがある旅団メンバーは、ノブナガとクロロだけです。
ノブナガの喜怒哀楽には「演技」が感じられないのが特徴。
思ったことはすぐ口にする直情型タイプなので、団長にも「少し黙れ」とクギを刺されたこともあります…。
旅団以外の人間でも、相手を認めたら誠実に対話する人柄ですが(対ゴン、対ヒンリギ)、スクワラやルイーニーを斬る時に見せた冷酷さもあり、その二面性に戸惑います。
この二面性をどう考えるか…。
ノブナガは流星街で「奪われる側」の幼少期を送ったため、「目的のある悪」であれば、アレコレ迷わずにサッパリと遂行できるシンプルさがあるのではないかと思っています。
彼の性格の単純さが良い方向にも悪い方向にも出るのかなという感じです。
ヨークシン編で「旅団の掟を破ってもクロロの命を救う」と主張したのは、ただ「単純にクロロに死んでほしくない」というシンプルな感情が、彼の中で旅団の掟より優先されたのでしょう。
本人は「ウボォーとはよくケンカした」と言ってますが、今はフィンクスとよくケンカしてますね。たぶんフィンクスはノブナガより生真面目なんだと思います
あと、ノブナガは作中で団長にマジで叱られたシーンがあったり、未熟なゴンとキルアに逃げられたり、頭脳明晰キャラではない描かれ方が多いですね。
ですが王位継承戦に入ってからは、結構頭が切れています。
急に賢くなったというよりは、周囲にクロロやシャルナークなど頭脳派がいない時は本気出して考える…つまりバカじゃなくて「やればできる子」なんじゃないかな。
ノブナガはなぜ旅団に入った?意外と謎な件
さて。王位継承戦に入るまでは、旅団の中では比較的謎の少なかったキャラだったのですが、38巻で旅団の過去が描かれてからは、何だか謎なキャラになってきました。
旅団過去編でのノブナガの存在感が極端に薄いんですよね。
もともとクロロ側でも、ウボォー側でもなく、フィンクス+フェイタンとも関係が深そうにない。
本人がヨークシン編で「旅団設立前からの付き合いだ。(ウボォーのことは)オレが誰より知っている」と言っていたので、ウボォー+マチのグループだったのかと思いましたが、違うんですよね。
クロロの初演も、現在の旅団メンバーとは別の場所で、一人で鑑賞している姿が描かれています。
(クロロやるじゃん)とでもいうような面白そうな表情をしていたので、この時にクロロに魅了されたのは間違いないんですが…うーん、完全に一人でそれほど親しくない人たちのグループに入ってきたのかなあ?ノブナガならできるでしょうけど。
子どもの頃の結成エピソードでは影が薄いのに、旅団ナンバーは「1」なんですよねえ…。
劇団時代にサークル名を決めようとしたときに、「旅団」というネーミングのもとになる「旅の一座」という発言をしたので、「旅団のはじまり」という意味なのかなあ…いや、違いそうだけど。
ノブナガだけスタイルを自分で決めている?
旅団のメンバーは、それぞれテーマ性のあるファッションをしています。
ノブナガはもちろんサムライ。
クロロが38巻の旅団結成において「この街と自分をデザインする」と発言していて、盗賊集団の旅団の前身は劇団だったことから考えても、旅団員は「演技するための舞台衣装」をまとっていることが考えられます。
ですが、実は(盗賊団としての)旅団結成の場面で、ノブナガ以外のメンバーは皆、現在の「舞台衣装」とは違う日常着を着ています。
そう。ノブナガだけが旅団結成の際に、すでに現在と同じサムライ風の「舞台衣装」を着ているんですね。
おそらく他の団員は、団長が「盗賊集団クモ」を演じさせるために、旅団結成後にキャラや衣装をプロデュースしたのではないかと考えています。
で、ノブナガだけが最初から自分のスタイル=サムライを、自分で決めていたのではないかと。
そのあたりからも、私はノブナガは旅団においても演技をしていない。目的があって悪を犯すのは自主的にやっていることだ…という印象を受けるんですよね。
ノブナガの能力について考察
ノブナガは旅団の特攻…クロロによれば旅団の情報・処理部隊(シズク・パクノダ・シャルナーク等)の盾となる、戦闘部隊のひとりです。
旅団の戦闘部隊ですから、結構チマタでは「ノブナガ大したことなくね?」と言われてますが、おそらく結構強いです。
ここからはノブナガの戦闘能力について、考察してみましょう。
「円は4メートルで限界」の真意は?
ノブナガが、なぜチマタで軽く見積もられているかというと、まずは「円は4メートルで限界」と告白しているシーンがあるからですね。
私は、これはノブナガの性格といいますか、カラッとしたギャグのひとつだと思っています。
ノブナガの能力的に円は4mでじゅうぶん。4m以上は必要ないから鍛えていないだけでしょう。念能力では「念の無駄遣い」をしないことも大事ですからね。
強化系なのに武器を使うのはなぜ?
それから「なぜ強化系なのに刀という武器を使う!?」というツッコミもよくあります。
これは私も含めてハンターの読者が誤解しがちなのですが、強化系は単に自らの身体能力を高めるだけではないんですよね。
公式にも書いてあるのですが
肉体はもちろん、物質の本来の力を引き出し、強化することを得意とする
ハンターハンター総集編②P447
…んですよね。
つまり、ノブナガは愛用の刀に念を通して、刀が持つ「斬る」という力をさらに念で強化して戦うわけです。
ノブナガの居合斬りは自動で発動している?
ノブナガは「居合の達人」でタイマンに強いというのが定説です。
作中では「一歩でも動いたら斬る」等と、仮定条件とセットで居合斬りを準備するシーンが3回描かれます(対ゴン&キルア、対スクワラ、対フィンクス)。
ファンの考察では、この居合斬りは念能力の一種で、「相手が条件を満たすとオートに近い形で斬る」と推察されることもあります。
私はゴンとキルアに「こちとら居合斬りを手加減する程器用でもお人よしでもねーぞ」と言っていることから、器用でお人よしであれば手加減できる能力なので、オートではないと考えています。
オートではなく、ノブナガの類まれなる瞬発力&技術がなせる技なのではないかと(キラーン)。
ノブナガには隠し持った大技があるかも!?
ヨークシン編では、フランクリンが「タイマン専門の能力なので集団戦のときにはウボォーに守られていた」という旨の発言をしたことがあります。
これもまた、ノブナガがチマタで低く見積もられている原因になっていますね。
ですが作中には、旅団員は皆「切り札を隠し持っている」という記述があります。
ノブナガも、集団戦の場合に使える大技を何か持っている可能性が高いと思っています。
ハザマ=ノブナガという名前から考えても、刀ではなく火器を用いた技があるのでは?(織田信長は火縄銃を効果的に使って戦った武将)と踏んでいますが…王位継承戦で見ることができるのか楽しみです。
まとめ
幻影旅団の団員番号1番の、ノブナガ=ハザマの考察記事でした。
彼は流星街出身ではありますが、名前から考えても古いルーツはハンゾーやバショウ、ヨコタニなどと同じ、「日本」なのかもしれませんね。
余談ですが、私が小学6年生の時の担任の先生に顔も体型もめっちゃ似ています(性格は真逆なんだけど)。実写版があれば演じさせたいくらいのレベル!先生元気かな~。
あとノブナガはネテロ会長にも似てますよね。ビヨンドよりも似てる気がしますが、ネテロ会長は名字が「アイザック」なので、ノブナガとの血縁関係はなさそうです。