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ハンター36巻「ロベリーの念の謎」は34・35巻の復習でわかった!

ハンター HUNTER×HUNTER
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ハンター36巻の、最大のビックリが

えええっ?ロベリーが念能力者!?

だった私ですが、34、35巻をていねいに読み返してみたら、謎が判明しました。

コアなハンターファンには「今さら、何を…」って感じかもしれませんが、自分のためにまとめておきます~!

「11人いる」は具現化系&寄生型の能力っぽい

ロベリーは「11人いる(サイレントマジョリティ-)」の使い手ではありませんが、この能力が発動する際に必要だと考えられる、「憑かれた者」として利用されています。

そして、どう見ても「11人いる」は、「呪い」に近いですよね。

「呪い」って念能力なの?

と、思っていたら、読み返してみると、34巻で「呪い」と「念能力」の関係について、クラピカの問いにビルが答えていました。

クラピカが「寄生型の念能力とは呪いに近いものか?」と聞いたら、ビルがYesと答えて、次のように解説しています。

寄生型の念能力
  • 宿主のオーラを利用して発動する
  • 宿主は(憑かれた)自覚もなく操作もできない
  • この能力は宿主を守る場合と攻撃する場合がある
  • 宿主が念能力者でなくてもOK
  • 具現化系に多い

高い確率で、「11人いる」は、この寄生型の念能力っぽいですね。

ロベリーは宿主として利用されてオーラが出ていただけ

ロベリーは念能力者ではありませんが、この「11人いる」の能力者に、宿主として利用されたため、オーラが強制的に引き出された、と。

そのオーラが見えたヒュリコフは、当初はロベリーが宿主だとは知らないため、純粋な念能力者だと思ったのでしょう。

あれほど自信満々なヒュリコフさん、「強制的に引き出された念の区別はつかないの?」というツッコミはありますけどね。

これが「ロベリーが念能力者!?」の答えっぽいですね。

うーむ。ハンターを理解するには、前の巻、前々巻くらいは読み直しが必要ですね~。

術者は本当に部屋の中にいるのか?

前の巻を読み直してみると、寄生型の念について、ビルはこんなことも言ってますね。

寄生型には誰かの残留思念が宿主(別の誰か)に憑き、宿主の力(オーラ)を借りて具現化するものが多い

残留思念が取り憑くのであれば、その場にいる必要はないということですよね?

そうすると、クラピカやヒュリコフは「11人いる」の能力者が、部屋の中にいると想定してますが、そうとは限らないってことですかね?

おそらく、その可能性もありますよね。

「11人いる」の能力者が部屋の中にいなければならないとすると、34、35巻で「11人いる」が発動したと考えられる場面にいるのは、ワブル王子周辺の人だけになってしまいますからね。

消去法で「11人いる」の犯人は、ビルかシマヌかオイトかワブル、あとは、まさかの展開でクラピカってことになっちゃいますもんね。いずれも、なさそうだもんな~。

「11人いる」については、またページを改めて考えてみたいと思います。

追記 考えてみました。「11人いる」の能力そのものの考察はこちら→ハンター「11人いる(サイレントマジョリティ)」はどんな能力なの?

「11人いる」の犯人像にせまる記事はこちら→ハンター「サイレントマジョリティ」の真犯人はセイコ王妃周辺説!

アルカの能力も寄生型?

さて、「呪い」といえば、ゾルディック家のアルカの能力が思い出されますね。

アルカの能力は、暗黒大陸の5大災厄・欲望の共依存「アイ」に似ていますが、アルカは「アイ」に寄生されているのかしら?

あと「死後の念」も、残留思念とか、呪いとかと、近いものに感じますね。

ハンターは奥深すぎて、頭の体操…しかもハードな体操ですねえ…。いろいろ考えると、思考があっちこっちに飛んで行ってしまいます。

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