私は会社からもらっている給与と別に、お小遣い程度の副業収入があり毎年確定申告を行っています。
税の仕組みがよくわからないダメな大人なので、いつも税務署に行ってスタッフさんに助けてもらいながら申告していました。
ですが、税務署も人手不足なのか、最近は確定申告に行っても一人のスタッフが3人の申告者の面倒を見たりして、確定申告が終わるまでに異様に時間がかかる!
待ち時間まで含めると2時間かかることもある!
そこで今回から、自宅でパソコン申告してみることにしました。
パソコンでの確定申告に必要な条件は?
パソコンで自宅から確定申告をする方法はe-taxと言います。
あの混雑しまくった税務署に行かなくて済むなら、全員e-taxで済ませそうなものなのですが、今までe-tax申告するには、マイナンバーカードと、ICカードリーダライタなるものを自宅に持っていることが条件でした。
マイナンバーカードはともかく、確定申告のためだけにICカードリーダライタなるものを買う気にはならないなあ…。
と思っていましたが、昨年から確定申告のためのIDとパスワードさえあれば、ICカード何たらとかがなくてもe-tax申告できるようになりました。
IDとパスワードは意外と持っているかも!
そんなこと言われてもなあ…。IDとパスワードなんて作った覚えないよ…。
…と思いながら、昨年の確定申告の書類を1年ぶりに取り出してみると…。
何かIDとパスワードが書いてある紙がある件!
えー?昨年の私が税務署でパスワードを設定したってこと?いや、全然全然記憶にないんですが。
確定申告は常に1年ぶりなので、私みたいに全然覚えていないけど実はパスワードを作っていたということはあるかもしれません。
とりあえず、昨年の確定申告書類をあさってみてください。
こんな感じの紙があれば、ID=利用者識別番号16桁、パスワード(PW)=暗証番号が真ん中に大きく書いてあります。これを使ってe-tax申告をすることが可能です!
ID・PW方式のe-tax申告にかかった所要時間は?
あとは国税庁の確定申告書等作成コーナーへ行って…
「作成開始」のバナーを選択して…
「ID・パスワード方式」を選択して、進めていきます。
1年に1回しかやらない作業なので、
去年まではどうしてたっけ…?税務署の人には何て言われたんだっけ…?
と、思い出しながら進めていきました。
源泉徴収票などの入力方法は画面の途中で丁寧に解説されるので、わかりやすかったです。
最初は慎重に入力していましたが、だんだん横着になってきて、
まあ大きな入力ミスがあったら、税務署の方から連絡がくるだろう!
と、途中からはサクサクと終わらせました。
完全に終了するまで、所要時間は1時間かかりました。
税務署に行っていたときは、待ち時間含めて1時間半以上はいつもかかっていたので、やはりe-taxの方が早いかも。
特に今回は初めてだったので時間がかかりましたが、来年からはもっと早く済みそうです。
まとめ
確定申告をID・パスワード方式でe-tax申告してみた感想でした。
私のように、毎年申告する内容がだいたい同じだという人は、税務署まで行かないでe-taxに挑戦してみる価値はあると感じました。
画面操作自体は懇切丁寧に解説されるので、税務署でスタッフさんの順番待ちをするよりかえってスムーズに申告できるかもです。
ただしこのID・パスワード方式は暫定的な対応で、税務署としてはいずれマイナンバーカード+ICカードリーダライタ方式に一本化したいみたいです。
とはいえ、ID・パスワード方式は便利なので、もしかしたら利用者の強い要望で残してくれるんじゃないかな~とも考えています。