片頭痛は、他の頭痛と違い、前兆のような症状が出やすいという特徴があります。
片頭痛の前兆として代表的なものが、「生あくび」です。
昔から生あくびを連発することがあった私…
私は小さい頃から、あくびを連発するクセがありました。
そのせいで、授業中に先生に怒られたこともあります…。
あくびが出るときは、もちろん眠たいときもあるのですが、眠たくもないのにあくびが続けて出てしまうこともありました。
この眠たくもないのに出るあくびのことを、「生あくび」と呼ぶそうです。
私は、この生あくびが連続した後に、片頭痛がはじまることが多いです。
なぜ片頭痛の前兆として生あくびが出るの?
私以外の片頭痛持ちの方も、「生あくびが片頭痛がはじまる前に出る」という方は多いです。
片頭痛は、脳の血管が広がり、拡張した血管の周辺が炎症して起こる痛みです。
片頭痛が起こる前になぜあくびがでるのかは、完全に解明されていませんが、この「血管が拡張すること」と、関係があるのではないかと言われています。
あくびは、脳に酸素がたりないときに起こる現象なので、拡張した血管に酸素を送ろうとしているのかもしれませんね。
片頭痛前のあくびの特徴は?
片頭痛がはじまる前に出るあくびには、普通のあくびと違う特徴があります。
以下は、私の片頭痛前のあくびの特徴です。
授業中とか仕事中に出てしまうので、周囲から、「集中していないのでは?」という目で見られてしまうのがつらいところなんですよね。
片頭痛前のあくび!?と思ったら早めに対処を!
生あくびが出た後に片頭痛が起こりやすい体質の人は、「このあくびは片頭痛のサインかも!?」と感じたら、早めに対処しましょう。
片頭痛は、症状がはじまったらすぐに対処することで、重い頭痛になることを防げることがあります。
片頭痛への対処を、かんたんな順に並べてみます。
- ゆっくり動くようにする
- 作業をいったんやめて小休止をとる
- コーヒーなどのカフェインが入った飲料を飲む
- カロリーの高いものを食べる
- 頭痛薬を飲む
- 痛む箇所を冷やす
- 睡眠をとる
まとめ
生あくびは、片頭痛の前兆症状のことがあります。
あくびが連発した後に、ズキズキした頭痛がはじまることが多い人は、片頭痛のサインを察知して、早めに対処することで、片頭痛の痛みを軽くすることもできます。
ただし、頭痛薬の飲みすぎは、身体が自然に持っている鎮痛作用を弱めてしまい、かえって片頭痛を慢性化させてしまうことがあるので、注意してください!